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ニューモデル 2018.9.6

新型アウディA8 31歳のデザイナー語る、デザインの「根拠」 インタビュー

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もくじ

ー 最初の仕事がA8
ー ディテールよりもフィーリング
ー アウディA8 デザインが完成するまで

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最初の仕事がA8

A8&A7スポーツバックの発表会の後、このために来日していたAUDI AGエクステリアデザイナーのアマール・ファヤに短い時間ではあるが、グループインタビューした。

ちなみに、これからディーラーなどで目にすることになるA8のカタログの表紙スケッチは、彼が描いたものだ。

アマール・ファヤは、以前から社外のスタッフとしてアウディのデザインに関わってきたそうだが、約4年半前にアウディに入社。アウディのスタッフとして、最初のエクステリアデザインに関わったのが、今回発表されたA8なのだという。

社内で行われたコンペティションで製作したモデルが評価され、A8のデザインチームの一員となったアマール・ファヤにその時の感想を伺ってみると、「グレイト!!」という一言と、満面の笑みが。

「(社員として)初めての仕事で、素晴らしいプロジェクトに関われました。A8はフラッグシップモデルですし、非常に重要なクルマなのでプロジェクトに参加できてとても嬉しかったですね。プロジェクトの中でも若い(31歳)立場だったので、リーダー達から学んで吸収したいという思いもありました」

ディテールよりもフィーリング

現在、マーク・リヒテがデザイン統括責任者を務めるアウディのデザインの現場は、プロジェクトのデザインをチームで発展させていく方向にあるという。

コンセプトカーのアウディ・プロローグに関しても、まずはプロローグありきではなく、A6/A7/A8開発というプロジェクトの流れの中で誕生したもののようだ。

「マーク・リヒテの中に、A8に対する明確なビジョンがあり、それを学んで進めていきました。ユニークなプロセスでしたね」

デザインの初期は、細かいラインよりも、フィーリングが大切だと語るアマール・ファヤ。A8のデザインフィーリングは「洗練されていて、将来に向けて前進しているモデルであること、また非常に品質も良くラグジュアリー」だったという。その中でポイントとなったのがライトだったという。

「ライトは未来感を出すのに重要ですね。先進的でパワフル、ライトで将来に向かう先進性を表しています。もちろん、ボディワーク、ホイールなど、全ての一体感が大切なのですが」

「ボディワークでは、ウィンドウの下のベルトライン、ショルダーラインもイメージが変わってくるので重要です。例えば前に角度を付けると前のめりになりますし、逆だとリラックス感もでてくる。その中で、アウディとしては中立なカタチにバランスさせようと考えています」

アウディA8 デザインが完成するまで

自らが描いたA8のカタログの表紙をペンでなぞりながら説明を始める、アマール・ファヤ。

「ボディ先端は上下方向にまっすぐ、リア後端はちょっとナナメになっています。そうなると動いている感じがでます。全てがまっすぐで箱型だと全く動かない、停まっている感じに…。カタチでどんな印象が出るかを見るのがわたしの仕事です」

「洗練、スポーティ、先進的、ラグジュアリー、全部をまとめてひとつのデザインに合わせたのがA8だと思っています」

インタビューの最後に、彼が関わったA8のデザインプロジェクトにおいて初期のモデル(デザイン)から通して量産型に反映さているデザインと、彼自身が一番気に入っている部分を聞いてみることに。

「残っている部分はグリルですね。(そういってノートにスケッチを描き始める)以前のグリルをもっと幅広にしてプロポーションを上げるために両サイドに角度を入れました」

「これで非常にグリルが大きくなり、同時にレンズ部分も大きくなる。ナナメの部分かあることによって、スペース的にすごくうまくはまりました」

「気にいっているのはリア。非常に洗練されたフィーリングになっていると思います。アウディでは初めて採用したライトバンドが回っているデザインは、デザイン的にも強力な部分です。これを量産型に採用できたことを誇りに思っています」

「デザインの話なら、いくら長くでもできますね(笑)。時間が足らないくらい」

なお、2025年までに全てのラインナップを電動化し、EVとPHVを合わせて80万台を販売する目標などを掲げたアウディの企業戦略「Audi.Vorsprung.2025」へ向けた新たなスタートとなる2車種が、今回発表されたA8/A7スポーツバックとなる。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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