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ニューモデル 2018.9.7

新型クラウンはトヨタの営業マンも変える!? まさかのクルマ談義に驚いた件

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新型クラウンの発表前の6月初旬のこと、地元・奈良県の某輸入車ディーラーを見に行ったついでに、僕は隣にあるトヨタのディーラーにフラリと入ったのでした。

店内のカタログ棚を見ていると、「CROWN CONCEPT PRESS」というティザー情報のチラシが置いてあります。そこで、セールスマンに「ニュル、コネクテッド、TNGAなんて用語、クラウンオーナーに理解できるんですか?」という質問を向けたところ、これが誘い水になったのか、出るわ出るわ、立て板に水のようにセールス氏の口から新型クラウンのリアルな情報が飛び出してくるではないですか。

    70~80年代のインドネシアにも「いつかはクラウン」はあった!?

曰く、「3.5ハイブリッドは直線番長的です」「2.5ハイブリッドはバランスが一番良く、従来のクラウンユーザーにもすんなり合います。事前受注の8割はこれです」「2リッターターボはスポーティが売りなんですが、正直パワーが足りません。お客様にもあまり響かないのか、残りの2割のうちの数えるほどしか注文がありません」などなど。

その情報がお堅いはずのトヨタのセールスマンにしてはあまりにも生き生きしていたので、さらに訊いてみて驚きました。今回トヨタは、クラウン担当の営業マン全員をサーキットに集めて比較試乗会を行ったんだそうです。

「サーキットを全開で走るのも初めて。比較用のベンツ、BMWに乗るのも初めて。ただ、クルマの違いはよくわかりました。ベンツはやっぱりすごいし、BMWはスポーティって言うんでしょうか。うまく表現できませんが、クラウンは最初の当たりが柔らかいんですけど、けっこう粘るというか、そのあたりは負けていないなと」。その後もアレコレたっぷりとクルマ話をすることに。

これまでトヨタのディーラーでクルマについて聞くと、特に発売前のクルマの場合、セールスマニュアルを復唱するだけの、気持ちのこもっていない感じの説明が常だったのに、この日は違ったわけです。 “現場・現物・現実・原理・原則(5ゲン主義)”が信条のトヨタとしては今さら感がありますが、体験試乗の効果は抜群だったのではないでしょうか? 横で立ち聞きしているお客さんまでいたので、ナマの声は人を引きつける力があるのでしょう。

ちなみに、比較対象のベンツとBMWがどのモデルだったのか? 実はこの後に複数のディーラーで聞いてみましたが、誰に聞いても「すみません、ベンツとビーエムという以外、詳しいことは覚えていません」でした。そこがいかにもトヨタっぽくて可笑しかったです。

(写真:大田中秀一、望月浩彦、文:大田中秀一)

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大田中秀一(おおたなか しゅういち):自動車エッセイスト
ジャカルタで過ごした少年時代、バジャイ(現地の名物三輪タクシー)を無免許で走らせクルマに目覚める。インドネシア語と英語を操るトリリンガルで、某電池系大手企業の国際営業部、父が経営するインドネシア企業を経て、現在複数のクルマメディアに寄稿中。語学力と押しの強さを武器に、世界のモーターショー巡りをライフワークとし、バスにまで及ぶ知識は仙人の域。

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(carview! 編集部)

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