独BMWは8月16日、次期「3シリーズセダン」のニュルブルクリンクにおけるテスト走行の模様を公開した。
スポーツセダンの代名詞3シリーズセダンの次期モデルが、最終的な足回りのセッティングを詰めるため、いよいよテストランを開始したようだ。その場所は、攻略の難しさから「緑の地獄」とも呼ばれる伝説のニュルブルクリンク北コース。BMWが永年に渡り、ダイナミックな性能の仕上げに使ってきたコースである。
公開されたイメージに写る第7世代の3シリーズセダンは、ボディ中央部を除いてフィルムによる擬装が施されており、エクステリアの詳細は把握できない。だが、ヘッドライトやキドニーグリルは現行モデルに比べワイドなデザインとなり迫力を増す模様。エアダムにはドライビングアシスト用のカメラらしき装備も確認できる。
同時に公表されたテクニカル面の情報では、重心が先代比で10mm下げられるほか、各部の剛性をアップしつつ55kg軽量化されるとのこと。もちろん、50対50の前後重量配分はそのままで、走行性能も期待できるだろう。エンジンでは、販売の中心となる4気筒ガソリンが刷新され、燃費を5%改善しつつパワーアップを果たし、メーカー史上最もパワフルな4気筒ユニットとなるようだ。
また、次期3シリーズではMスポーツ仕様とノーマル仕様との明確な差別化が図られるようで、Mスポーツサスペンションはよりスポーティな方向に振ったセッティングとされるほか、バリアブルスポーツステアリングやMスポーツディファレンシャルの設定も見直されるとのこと。こうした点でもニュルブルクリンクでのテストは大いに生きてきそうだ。
3シリーズセダンは、常にDセグメントセダンのベンチマークとなってきた。それゆえ、今回のモデルチェンジもファンのみならず業界全体が注目しているはず。気になるワールドプレミアは本年10月のパリサロンと見られる。
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