ポルシェのような立ち位置に
新たにロータスの親会社となったジーリーホールディングは、スポーツカー分野での地位向上のため、15億ポンド(2124億円)超の投資を行うようだ。エチカ・オートモーティブからの株式取得により、持株比率を51%まで高めるとのことだ。
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へセルの本社拡大とあわせ、コヴェントリーにロータス用デザインセンターが建設され、200人が新たに雇用される。これに引き続き、生産拡大に対応するための新たな工場が設立される。
また極東地域向けの車両は、中国の新工場で生産される。それでも英国に軸足をおくことに変わりはないという。「ロンドンタクシーの時と同様です。開発もデザインも生産もすべて英国で行います。50年に渡る経験を中国に移す必要はありません。英国でベストな仕事をしてもらいたいのです」とCEO。
ジーリーホールディングはブルームバーグに宛てたメールの中で、「ロータスを世界をリードするラグジュアリーブランドへと立て直します」と説明している。これはポルシェのような立ち位置をめざしているとも取れる。なおロータスは2020年までにSUVの投入を予定している。
ジーリー拡大計画は業界内でも最もアグレッシブなもののひとつだ。ロータス買収に引き続き、およそ64億ポンド(9000億円)を投じてメルセデス・ベンツの親会社であるダイムラーの10%を取得した。
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