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ニューモデル 2018.8.2

オシャレ系スクーターならプジョ一択! ジャンゴ エバージョンABS試乗レポ

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今回の試乗車はジャンゴ125エバージョンABS 。クリーム系ホワイトをあしらったツートーンカラーは写真のディープオーシャンブルーの他にビタミンオレンジ、ドラゴンレッドの3種が用意されている。この他ベーシックなヘリテイジ、シックな色調を採用したマットブラックのS、キャンディーピンクを採用したID、そしてトップケース等豪華装備を誇るアリュールの全5機種がラインナップする。REPORT●近田 茂(CHIKATA Shigeru)PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

プジョー ジャンゴエバージョン125ABS……370,440円

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名車S55のイメージを踏襲

 今回試乗するジャンゴは、プジョーブランドのスクーターの中では比較的新しい2014年にデビューした。見るからにレトロモダンなそのスタイリングは、同社の初代スクーターである1953年登場のS55にインスパイアされたモデルとして新たに開発し、現代に蘇らせたという同社の肝いりのモデルだ。どうりで全体的に懐かしい雰囲気を感じさせてくれるデザインだ。

 フロントに掲げるライオンマークのイルミネーション・エンブレムはV字状ラインに輝き、オーナメントが強調される。視認性を向上するとともに何処か誇らしげに見えてくるから不思議なものだ。ちなみに伝統的なヒップコンシャス・フォルムと優美なサイドラインはプジョー203(同社初のモノコックボディを採用した戦後のクルマ)の雰囲気と共通する流れを彷彿とさせる。

 フロント固定フェンダーを活かした往年のカーゴノーズこそ無いが、エバージョンには美しくクロームメッキされたオシャレな折り畳み式フロントキャリアを標準装備。もちろん立派なセパレートシートの前側下にはそれなりのカーゴスペースが備えられている。レッグシールドインナーポケットには、12Vアクセサリー電源も採用。丈が短く、幅はあるショートウインドスクリーンも装備。ボディは樹脂製だがクロームメッキパーツも多用されて、全体的にゴージャスな雰囲気が漂う。パリの旧市街にも良く似合う優雅さがあり、それに乗るライダーは、さぞやオシャレに見えることだろう。

 前後ホイールは一般的な120/70-12インチサイズ。軸距は1350mm、乾燥重量は129kgで先にレポートしたスピードファイトよりも一回り大柄な車体が印象深い。ゆったり感のある乗り味で、タンデムライディングでも二人のポジションには大きな余裕が感じられた。シートの座り心地は後席も含めてとても良くグラブバーも安心感がある。



エンジンフィールは「ゆったり、まろやか」

 搭載エンジンは空冷のSOHC2バルブ単気筒で、最高出力は7.5kW/8500rpm、そして8.9Nm/7000rpmの最大トルクを発揮する。乗り味は発進からクルージングまで、全体的に穏やかな感覚に終始する。その走りは決して俊敏ではないが、不思議とそのパフォーマンスにストレスは感じられなかった。むしろジャンゴのキャラクターとそこで発揮される性能が相応しく、調和のとれたパフォーマンスだ。
 非力さを感じることはなく、感覚的にはゆったりとした雰囲気。良い意味で穏やかな走りっぷりが市街地を行くのに心地よい。エンジン回転はそこそこ高めの特性だが、太くまろやかな排気音でさほど騒々しくは感じられない。そして何よりも走りに終始一貫したゆとりを覚える。直進安定性が高く適度な重みが伴う素直な操縦性は落ち着いた挙動を生むわけだ。


  過ごしやすい休日の朝に、彼女を乗せてぶらりとお出かけ。オシャレなオープンカフェに横着けしてティーブレイク……。そんな雰囲気が似合うデザインとゆったりとした乗り味は、このジャンゴエバージョンならではの魅力と思えた。


ディテール解説

足つきチェック(身長170cm)

プジョー ジャンゴ バリエーション紹介

DJANGO 125 EVASION ABS 主要諸元

全長×全幅×全高1,925mm × 710mm × 1,190mm
ホイールベース1,350mm
シート高770mm
乾燥重量129kg
エンジン空冷4ストローク SOHC2バルブ単気筒
排気量124.6cm³
内径×行程52.4mm × 57.8mm
最高出力7.5kW/8,500rpm
最大トルク8.9Nm/7,000rpm
燃料供給方式インジェクション
始動方式セルフ式燃料タンク容量8.5ℓ
変速方式オート
サスペンションフロント : 油圧式テレスコピック リヤ : 油圧式ショックアブソーバー(5段階調整可)
タイヤフロント : 120/70 – 12″ リヤ : 120/70 – 12″
ブレーキフロント : ディスク  リヤ : ディスク

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(MotorFan MotorFan編集部)

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