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ニューモデル 2018.8.1

【新型ベンツ・Gクラス試乗】オンロードでの乗り味が格段に洗練されてもオフロードの圧倒的な走破性は健在

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新型メルセデス・ベンツ Gクラスは、フロントサスペンションを独立懸架ダブルウィッシュボーンにすることでオンロードでの快適な乗り味を確保しながら、リヤは新設計とはいえリジッドアクスルという形式を堅持。

フロントのダブルウィッシュボーンは、サブフレームなしでラダーフレームに直接取り付けられていて、フレームのロアウィッシュボーンの取り付け位置は、走破性向上のため、高く設定されているそう。

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この結果、新型Gクラスはオンロードでの乗り味が格段に洗練され、ロングホイールベース化により上下方向の振動も抑制されています。

一方でフロントがリジッドから独立懸架のダブルウィッシュボーンに変わり、さらにホイールベースが40mmも長くなったことで、悪路走破時に「腹を打ってしまう」心配を抱く人もいるかもしれません。なお、よりコンフォートになった新型でもエアサスペンションを使わず、よりタフな走りに対応するコイルサスペンションが採用されています。

メルセデス・ベンツ日本によると、オフロード性能は先代と同等レベルを確保。先述したように、フロントサスペンションの設計変更、ロングホイールベース化に対応すべく、欧州仕様の比較で、最低地上高は従来の235mmから241mm(G550)に高くなっています(AMGは235mmから238mm)。

これにより、アプローチアングルは31°、ランプブレークオーバーアングルは26°、デパーチャーアングルは31°となり、いずれも従来よりもプラス1°に。さらに、最大渡河水深は70cm(先代比+10cm以上)、安定傾斜角度も35°(従来比+7°)となっています。

1979年に登場した約40年前の初代は、パートタイム4WD。1989年のマイナーチェンジでフルタイムにスイッチし、新型もちろんフルタイム4WD。

走行モードは、コンフォート、スポーツ、エコ、インディビジュアルが用意され、今回新たにGモードを追加。Gモードは、インパネに配されるスイッチで操作可能で、3つの電子制御式ディファレンシャルロックのいずれかを作動させることでアクティブになるもの。もしくはオフロード用低速ギヤのローレンジにすると、有効になります。

先代よりもねじり剛性が約55%も向上したとのことで、モーグルのコブや岩場、急な登り坂、下り坂どんなシーンでもミシリともいわず、タフなオフロード専用コースでもローレンジに入れておけば、あっけないほど楽にクリアできます。また、オフロード走行時に気分を盛り上げ、威力を発揮する表示を用意。方角や路面の傾斜などがひと目で分かるようになっています。

旧型も同じオフロードコースで試乗したところ、容易に走破できるという点ではまさに同等で、大きな違いは、ボール・ナット式からラック&ピニオン式に変わったことによるステアリング操作の感覚。

より正確なラインを、しかも素早くトレースしやすいという点では、ラック&ピニオン式の利点があるように感じられましたし、低速域のオフロードでも新型の方が扱いやすく思えました。さらに、大小多様な入力がある路面でも乗り心地、ボディの剛性感も数段上で、新型はオフロードでの乗り味も洗練されています。

(文/写真 塚田勝弘)

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(clicccar 塚田勝弘)

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