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ニューモデル 2018.7.29

空前の大人気! スズキ新型ジムニー大勝利の秘密は原点回帰

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 新型ジムニーがデビューし、概要はすでにお伝えしているがベストカー本誌がより詳細な情報をキャッチしているので改めてお伝えしよう。

 長年使い続けたK6Aエンジンを刷新し、燃費もよくなったジムニー。そんなブラッシュアップもあってか納期は1年待ちなんて事態になっている。多くのクルマ好きが待っていた新型ジムニーにあらためて迫ります。

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文:ベストカー編集部/写真:池之平昌信


ベストカー2018年8月10日号

■伝統と最新技術を見事に融合した新型ジムニー

 ジムニーが20年ぶりに刷新された。1970年に誕生以来世界192カ国で285万台も売れたモンスターモデル。

 世界の趨勢がSUVになるなか、本格クロスカントリー4WDにこだわり、先進国から途上国まで唯一無二の存在となっている。

 日本でも2018年3月までの数字でジムニー75万1000台、ジムニーシエラをはじめとする登録車6万8000台を販売している。

 発売から48年が経過しているが、ようやく4代目という長寿モデル。実際に初代は11年超、2代目は17年超、3代目は20年超とモデルチェンジサイクルが長く、それがジムニーの魅力にもなっている。

 型式JB64になった新型は新開発のラダーフレームを採用した点が大きな特徴。

 新型はクロスメンバーに加えてXメンバーと呼ばれるX状のメンバーを採用、ねじり剛性は約1.5倍となり、新開発のボディーマウントゴムによってボディ剛性自体も大きく向上している。

 なんといっても悪路走破性が売りのジムニー、基本となる部分をしっかり作り込んだところはさすがだ。

 ジムニーといえば4Lモード、副変速機付きのパートタイム4WDが欠かせないが、新型は旧型のダイヤル式からあえてレバータイプとし、4WDへのこだわりをみせる。

 実際2Hから4Hや4Lに切り替える際は手応えがある。また従来はゲート式だった4ATはグリップが大きなタイプに変更になり、ODスイッチを採用した。女性でも安心できる操作感になった。

 そのいっぽうでブレーキLSDトラクションコントロールを採用したことで、従来テクニックで脱出していたようなぬかるみも、空転したタイヤにブレーキをかけ、トラクションを確保、容易に脱出できるようになった。

 ヒルホールドコントロールやヒルディセントコントロールといった今や当たり前となった装備が付いたおかげで、5MTを選んだとしても、持てあますことは少なくなるはず。

 さらにデュアルセンサーブレーキサポートやサイドエアバッグが装着され、いざという時も安心だ。

■エンジンを一新!! シエラは1.5Lに排気量アップだ

 エンジンが一新されたことも見逃せない。ジムニーは長年使い続けてきたK6Aからハスラーやアルトワークスに採用されるR06Aターボエンジンに換装。

 ジムニーシエラもM13AからK15Bに変更になった。R06Aはスズキの主力エンジンで最高出力64ps/6000rpm、最大トルク9.8kgm/3500rpmを発生。

 最大トルクは旧型の10.5kgmに比べると落ちたがK6Aよりもエンジン単体で4.8kgもの軽量化が図られ、5MTのWLTCモードは16.2km/lと旧型のJC08モード14.8km/(5MT)よりも大きく改善している。

 いっぽうジムニーシエラにはK15B型を搭載。このエンジンはインドとインドネシアで販売される小型7人乗りミニバン「エルティガ」に搭載されるもので国内初投入。

 最高出力102ps/6000rpm、最大トルク13.3kgm/4000rpmとM13Aの最高出力88ps、最大トルク12.0kgmを上回り、実用性能を大きく向上させている。

 特にジムニーシエラは前後のトレッドが40mmずつ拡大していて操縦安定性が大きくアップし、快適性も従来モデルとは比較にならないほどだ。

 インテリアデザインは実用性を重視し、タフなイメージのなかにも視認性や操作性を光る。このあたりのスズキのデザインは冴えている。

 センターコンソールにレイアウトしたパワーウィンドウのスイッチや大型のAC類のスイッチ、グラブバーなどどれもジムニーらしさを感じさせる逞しいものだ。

 最後に、拡大された荷室はフラットにたためて機能的。道具としての実用性の高さは、初代以来しっかりと受け継がれている。

 ジムニーチーフエンジニアの米澤宏之氏はこう語る。

「ジムニーは10年なりそれ以上を見据えて作るモデルですから、基本性能にこだわりました。新開発のラダーフレームを強くすることで悪路走破性にも快適性にも余裕が生まれます。

やはりジムニーに関してはオフロード性能が重要ですから、3リンクコイルサスの接地性能をしっかりとっています。

またジムニーもジムニーシエラも新エンジンの採用で、快適性を向上させた点もアピールしたいですね」。

 新型ジムニーの真価はその性能が一般的に定着した時。歴代ジムニーがそうだったように「さすがジムニー」と思う時がやがてくるだろう。

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(ベストカーWeb ベストカーWeb編集部シオカワ)

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みんなのコメント

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  • tom*****|2018/07/29 08:59

    違反報告

    日本車は過去に素晴らしいヘリテージを沢山持っているんだから、アメ車みたいにそれを最新技術やデザインで復活させたら面白いと思うのに、あまりそういった事はやらない。

    特に日産なんてハコスカやS30とか初代シーマとか名車が沢山あるのに。

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