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ニューモデル 2018.7.27

「ロードローバー」ブランド新設へ(1) 大型EVにも使用 ジャガー・ランドローバー

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もくじ

ー ロードローバー 同名モデル、登場へ
ー ロードローバーの予想価格/発売時期
ー EV戦略 ロードローバーはXJと並行開発
ー ライバルは、ポルシェ/アウディ?

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ロードローバー 同名モデル、登場へ

ジャガー・ランドローバー(JLR)は新ラインナップとされる、「ロードローバー」の名を商標登録した。1年前の取材では、この名前は新しいモデルのコードネームに過ぎないとされていた。

似たようなネーミングを競合他社に使わせないため、あるいは将来有望なブランディングのために、ブランドの商標登録はよく行われていることだ。

「ロードローバー」が、2020年までに登場するランドローバー初の量産EVの名としても用いられる見込みだ。主に米国や中国市場を意識したプレミアムEVモデルとなるのだろう。

古くはコンセプトとして存在していたネーミングであるが、EVとして登場する新モデルは、豪華さやクラフトマンシップといった部分で、メルセデス・ベンツSクラスのライバルになるはずだ。さらに、あらゆる路面に対応する能力も備えている。電動モーターによるアドバンテージを活かし、オンロードでの優れた運動性能を実現するチューニングが施されるだろう。

ロードローバーの立ち位置については、あるキーマンの言葉がうまく存在意義を表している。



ロードローバーの予想価格/発売時期

ランドローバーのデザインディレクター、ゲーリー・マクガバンは、新しいモデルの可能性を見極める審美眼に定評がある男だ。彼は新モデルを、既存車種の周りに広がる「まっさらなスペースだ」と話し、ビジネスチャンスを見出した。つまり、レンジローバー・イヴォークやヴェラールのような成功の余地があるというのだ。

ロードローバーの一般公開は2019年のロサンゼルス・モーターショーで、すぐに販売も開始されるだろう。価格は最上級グレードがおよそ9万ポンド(1316万円)といったところだ。

また、2015年のディレクター誌のインタビューで、マクガバンは次のように語っている。「2020年までに、世界ではSUVタイプの自動車が2200万台販売されるようになります。巨大な市場と言えるでしょう。そこでわれわれは自身に問うているのです。『今までにないどのようなクルマを作り出すことだできるだろうか。例えば、今までのポートフォリオにはなかったイヴォークのようなクルマが』とね」

もう一人のキーマンも、大きな判断をしている。



EV戦略 ロードローバーはXJと並行開発

2014年。当時エンジニアリング・ディレクターだったヴォルフガング・ジーバートがJLRの電動化プランに大きな影響を与えている。ジーバートはEV市場が市街地向けの小型車と、「富裕層向けのセカンドカーやサードカー」に分かれると予想していたのだ。彼は後者がJLRにとってのチャンスであり、米国や中国市場を狙ったジャガーXJクラスのものを作ろうと提案。

AUTOCARでは、最初のロードローバーモデルは次世代XJと並行して開発を進行すると考えている。どちらもアルミニウム製の新世代アーキテクチャーをベースに、バッテリーと内燃機関を搭載できるよう設計されているようだ。

新型XJとロードローバーはどちらもピュアEVで、2機のモーターとオンデマンド式四輪駆動システムを搭載するだろう。ロードローバーは究極のラグジュアリーを強調した存在で(現在Sクラスが大成功を収めていることからも分かる通り、SUVはスーパーラグジュアリーサルーンに取って代わってはいないようだ)、あらゆる路面状況に対応する車高調整機構を持つと予想される。航続距離は少なくとも483kmは確保され、0-96km/h加速は5秒以下となるだろう。



ライバルは、ポルシェ/アウディ?

JLRはポルシェやアウディといったプレミアムブランドと真っ向から対決する必要がある。どちらも今後2年でラグジュアリーEVを発売する予定だからだ。

もしかするとロードローバーの最大のライバルは、2019年発売予定のアウディeトロン・スポーツバックかもしれない。同じく四輪駆動で、航続距離も483km以上となるからだ。

ロードローバーが独自のデザイン言語を持つかどうかについての情報はまだない。しかし、おそらくヴェラールのようなピンと張り詰めたクリーンさを強調し、ほかのハイエンドな電動SUVよりもシューティングブレークの要素を持つデザインとなるのだろう。

新型XJとロードローバーは、ジャガーIペイスとともに、JLRがカリフォルニア州の厳しいゼロエミッションビークル(ZEV)販売目標を達成する要となる存在だ。

ZEVプログラムは複雑な計算結果に基づいており、うまくいけば2025年までに、少なくとも150万台のEVや水素燃料車がカリフォルニアの街を走ることになる。JLRの場合、2025年までに販売するうちの16%から25%が電動自動車である必要がある。さらに、カリフォルニア以外の少なくとも9つの州がカリフォルニア州のZEVプランを採用したから、自動車産業にかかる圧力は増す一方だ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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