もくじ
ー シェイクダウン完了 オーダー受付開始
ー 環境性、経済性を求めるユーザーに
シェイクダウン完了 オーダー受付開始
コヴェントリーのエンジニアリング会社であるJEモーターワークスはオリジナルのランドローバー・ディフェンダーをフォード製2.3ℓエコブーストに換装するキットを発売した。これによりより高度なパフォーマンスと環境性能を実現するという。
JEは今までにもディフェンダーをベースとした車両を開発している。V8を搭載するズールー2などがその一例だ。同社は昨年6月にAUTOCARに対しこのエコブースト仕様を公開していた。テストカーによるシェイクダウンを完了し、顧客からのオーダー受付を開始している。
フォードのフォーカスRSやマスタングなどにも使用される2.3ℓの4気筒ターボエンジンは、310ps、44.1kg-m仕様とされて搭載される。JEはSUVに適したパワー特性になるよう改良したという。
このエコブーストエンジンは、今まで搭載されていたフォード・トランジットと共通の2.2ℓディーゼルよりも圧倒的に高性能だ。正確な排出ガスの数値などは公表されていないものの、環境性能もより高いとされている。このエンジンは他の車両ではCO2排出量が175g/kmであり、現在のディフェンダーの266g/kmを明確に下回る。
環境性、経済性を求めるユーザーに
JEのジョナサン・ダグラスCEOはAUTOCARに対し、「主に都市部におけるディーゼルエンジン車を取り巻く規制の変化」がこのクルマの開発を促進させたという。彼は「多くのディフェンダーオーナーたちが、よりモダンな直噴ガソリンエンジンをより良い環境的な選択肢だと考えています」と語る。
最近行われた初期テストを受け、ダグラスはこのエンジンについて「このクルマに合っており、想像以上です」と語った。また、「このキャラクターはディーゼルやV8とは全く異なるものです。多くの環境性や経済性を求めるひとに魅力的にうつるでしょう。もちろん、ディフェンダーの大きさにしては、ですが」とも付け加えた。
エコブースト換装は1万7400ポンド(256万円)からおこなうことができ、オリジナルのエンジンを提供するとキャッシュバックを受けることもできる。もし、標準の5速MTをフォード製の6速ATに変更したい場合は、2万7000ポンド(398万円)となる。
JEによる他のランドローバー車と同様、カスタム性は豊富だ。より高性能なブレーキ、サスペンション、その他のメカニカルアップグレードも用意されている。
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