現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 200万円台中盤で買える! カローラスポーツとインプレッサスポーツ TNGAとSGP ダウンサイジングターボとBOXER

ここから本文です

200万円台中盤で買える! カローラスポーツとインプレッサスポーツ TNGAとSGP ダウンサイジングターボとBOXER

掲載 更新
200万円台中盤で買える! カローラスポーツとインプレッサスポーツ TNGAとSGP ダウンサイジングターボとBOXER

カローラスポーツがデビューしたことで、活気づいているのが、Cセグのスポーツハッチバックモデルだ。輸入車まで入れたら、VWゴルフ、プジョー308、アウディA3などのライバルがひしめくが、国産、そして200万円台で買える、となれば、カローラスポーツとインプレッサが直接ライバルとなるだろう。

 カローラスポーツは、1.2ℓ直4直噴ターボ搭載のGグレードの4WD。インプレッサスポーツは、2.0ℓの2.0i-S EyeSightを選んだ。こちらも4WDである。インプレッサは、4ドアセダン版のG4があるが、ここではハッチバック対決ということで、インプレッサスポーツで比較してみる。

新型メルセデス・ベンツ Gクラス「超悪天候下でのオン&オフロード試乗でわかった“ここがスゴイ”」

 まずは、ボディサイズから。1790mmという全幅を得たカローラスポーツは、ワイドで短いボディスタイルだ。これに対してインプレッサスポーツは、やや細長いスタイルをとる。これは「スポーツワゴン的」な要素を持つインプレッサの出自ゆえだろう。
 だから、室内スペースは、インプレッサスポーツの方が広い。
カローラスポーツが、室内長×室内幅×室内高:1795×1510×1155mm
に対して、
インプレッサは、
室内長×室内幅×室内高:2085×1520×1200mm
となる。


カローラスポーツ G 全長×全幅×全高:4375×1790×1490mm ホイールベース:2640mm

インプレッサスポーツ 全長×全幅×全高:4460×1775×1480mm ホイールベース:2670mm

 両車の成り立ちを見てみよう。それぞれ、トヨタ、スバルの新プラットフォームである、TNGA(Toyota New Global Platform)とSGP(Subaru Global Platform)をベースに開発されている。
 カローラスポーツは、TNGAのGA-Cプラットフォームを採用したモデルの3モデル目(プリウス、C-HRに続いて)、インプレッサは、SGPの最初のモデルである。カローラスポーツは、GA-Cの3モデル目だけあって、新しいプラットフォームの良さを存分に引き出している印象だ。インプレッサは、SGPの最初のモデルだけあって、最新のフォレスター(インプレッサ、XVに続いて3モデル目)の方が、SGPのポテンシャルを生かせている印象だが、インプレッサも基本性能は高い。


エンジン:1.2ℓ直4DOHCターボ(8NR-FTS型)
排気量:1196cc
ボア×ストローク:71.5×74.5mm
圧縮比:10.0
最高出力:116ps(85kW)/5200-5600rpm
最大トルク:185Nm/1500-4000rpm


エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHC(FB20型)
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0×90.0mm
圧縮比:12.5
最高出力:154ps(113kW)/6000rpm
最大トルク:196Nm/4000rpm


 両車で大きく違うのがパワーユニットだ。
 カローラスポーツは、世界を席巻したトレンド、過給ダウンサイジングのトヨタ版、1.2ℓ直4直噴ターボ。インプレッサは、スバルのアイデンティティである水平対向4気筒エンジンを積む。1.6ℓ版も設定するが、スポーツハッチバックとなれば、2.0ℓのFB20を選ぶことになる。
 エンジンは、過給とはいえ1.2ℓのカローラスポーツより2.0ℓのインプレッサスポーツに分がある。自然吸気の水平対向エンジンならではスムーズなフィールを楽しめるのがインプレッサスポーツの長所だ。車重をパワー(ps)とトルクで割った数値でも、

カローラスポーツ
ウェイト/パワーレシオ:11.81
ウェイト/トルクレシオ:7.41

インプレッサスポーツ
ウェイト/パワーレシオ:9.09
ウェイト/トルクレシオ:7.14

 となり、やはりインプレッサスポーツの方が良好な数値となる。


 トランスミッションは、カローラスポーツがベルト式、インプレッサがチェーン式(そして縦置き)であるが、両車CVT。どちらも疑似マニュアルモード(カローラスポーツが10速、インプレッサが7速)を持つ。

 カローラスポーツは、8月発売で、新開発の6速MT(iMT)が登場する。FFモデルのみの設定だが、比較的コンパクトなサイズのハッチバックをMTで乗れるというのはうれしい。数値以上の「意のまま感=スポーツ性)が得られるだろう。登場が楽しみだ。


 最後は燃費。
 カローラスポーツ=JC08モード燃費:17.2km/ℓ
 インプレッサスポーツ=JC08モード燃費:15.8km/ℓ
 で、ここは10%ほどカラーラスポーツにアドバンテージがある。


カローラスポーツ G
全長×全幅×全高:4375×1790×1490mm ホイールベース:2640mm
ミラーtoミラー:2080mm
室内長×室内幅×室内高:1795×1520×1155mm
車両重量:1370kg

エンジン:1.2ℓ直4DOHCターボ(8NR-FTS型)
排気量:1196cc
ボア×ストローク:71.5×74.5mm
圧縮比:10.0
最高出力:116ps(85kW)/5200-5600rpm
最大トルク:185Nm/1500-4000rpm
ウェイト/パワーレシオ:11.81
ウェイト/トルクレシオ:7.41
トランスミッション:ベルト式CVT
ギヤ比:2.480~0.396
レシオカバレッジ:6.26
駆動方式;AWD
サスペンション:Fストラット/Rダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ:205/55R16
JC08モード燃費:17.2km/ℓ
燃料タンク容量:50ℓ(レギュラー)
車両本体価格:245万1600円


インプレッサスポーツ2.0i-S EyeSight
全長×全幅×全高:4460×1775×1480mm ホイールベース:2670mm
ミラーtoミラー:2030mm
室内長×室内幅×室内高:2085×1520×1200mm
車両重量:1400kg

エンジン:2.0ℓ水平対向4気筒DOHC(FB20型)
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0×90.0mm
圧縮比:12.5
最高出力:154ps(113kW)/6000rpm
最大トルク:196Nm/4000rpm
ウェイト/パワーレシオ:9.09
ウェイト/トルクレシオ:7.14
トランスミッション:チェーン式CVT
ギヤ比:3.600~0.512
レシオカバレッジ:7.03
駆動方式;AWD
サスペンション:Fストラット/Rダブルウィッシュボーン
タイヤサイズ:225/40R18
JC08モード燃費:15.8km/ℓ
燃料タンク容量:50ℓ(レギュラー)
車両本体価格:261万3600円

こんな記事も読まれています

衝撃! ”空力の鬼才”エイドリアン・ニューウェイがレッドブル離脱か
衝撃! ”空力の鬼才”エイドリアン・ニューウェイがレッドブル離脱か
motorsport.com 日本版
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表
インディカー初参戦のテオ・プルシェールが次戦も続投へ。「彼の戦い方に感銘を受けた」とチーム代表
AUTOSPORT web
粉っぽい空気に要注意!! クルマの健康寿命を縮める[粉]の正体と対処法
粉っぽい空気に要注意!! クルマの健康寿命を縮める[粉]の正体と対処法
ベストカーWeb
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
カブト、新グラフィックモデル『KAMUI-3 RIDGE』を追加。2024年4月から発売
AUTOSPORT web
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
ニッサン・フォーミュラE、伝統のモナコへ。連続する好成績に「チームの士気は高い」と監督も期待
AUTOSPORT web
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
変なあだ名のクルマと言わないで! あだ名は[愛されキャラ]の証なんです
ベストカーWeb
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
メルセデスの「SL」の始祖は「300SL」だった。ル・マン24時間でも優勝したアイコンはなぜ生まれ、どのように発展したのでしょうか?
Auto Messe Web
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
「4EVER Untamed」のキャッチを掲げた第6世代の新型トヨタ・4ランナーが米国デビュー
カー・アンド・ドライバー
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
フォルクスワーゲン「ポロGTI」誕生25周年!記念モデルを227台限定で発売
グーネット
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
ヒョンデ 新型高性能EV「アイオニック5N」発売!50台限定の特別仕様⾞も設定
グーネット
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
日産 コネクテッドサービス「ニッサンコネクト」が進化!アプリから操作できる機能が倍増
グーネット
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
メルセデス・ベンツ 「GLCクーペ」PHEVモデル登場!電気モーターのみで118キロ走行可
グーネット
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
マツダ、新型電動車セダン「MAZDA EZ-6」とSUVコンセプト「MAZDA 創 ARATA」を北京モーターショーで初公開
月刊自家用車WEB
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
加藤陽平TD、転倒後も「表彰台にはチャレンジできるなと思っていた」。新加入ダン・リンフットの印象も/EWCル・マン24時間
AUTOSPORT web
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
ダッシュボードは大改善 フォルクスワーゲンID.5 GTXへ試乗 「7」と同モーターで339ps
AUTOCAR JAPAN
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
「ミウラ」「カウンタック」「ストラトス」はガンディーニの作でした! オートモビルカウンシル2024で「追悼展示」が急遽開催
Auto Messe Web
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
クルマの買取もグーネットアプリにおまかせ!相場価格がわかる新サービス、3つの便利なポイント
グーネット
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

221.0272.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

95.8398.9万円

中古車を検索
カローラスポーツの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

221.0272.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

95.8398.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村