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ニューモデル 2018.7.12

アルファ・ステルヴィオのパワフルな2.0ℓターボは、280ps/400Nm。最新ハイテクエンジンのキーは可変バルブ機構にあり

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ついに、日本デビューとなったアルファのステルヴィオ。アルファロメオブランドで初めてのSUVであるステルヴィオのパワーユニットは、ジュリアも搭載する2.0ℓ直4ターボエンジンだ。年内には2.9ℓV6ターボ(510ps)というさらにパワフルなエンジン搭載モデルの導入も予定されているが、First Editionが積む、ステルヴィオのスタンダードエンジンは、充分以上にパワフルで気持ちのいいエンジンだった。

 ステルヴィオのファーストエディションが搭載していたのは、2.0ℓ直列4気筒ターボエンジンだ。スポーティセダンであるジュリアが搭載する2.0ℓエンジンと同じエンジンだ。

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 ジュリアのSuperとベースモデルは200ps仕様のエンジンを積むが、ステルヴィオは、ジュリアの上級仕様(Veloce=ヴェローチェ)が積む280ps版を載せる。年内導入予定の最上級グレードのステルヴィオ・クワドリフォリオには、ジュリアのクワドリフォリオと同じ、510psの2.9ℓV6ターボが搭載される。


 さて、ステルヴィオのFirst Editionが搭載するエンジンは、久しぶりの縦置きFRアルファのエンジンだから、もちろんあらゆる点が新しいわけだが、注目なのはUniAirを採用したことだ。0.9ℓTwinAirエンジン、1.4ℓMultiAirエンジンなど、UniAirを使った可変動弁機構をフィアットクライスラーは好んで使うが、この2.0ℓも例外ではない。


 UniAirは、FPT(フィアット・パワートレーン・テクノロジー)とシェフラーが共同開発した排気側のカムシャフトの回転で作った油圧を利用したユニークな可変バルブタイミング&リフト機構だ。吸気側のバルブはカム駆動ではないので、カムは1本。ゆえにSOHCエンジンである。UniAir(フィアットの呼称はMultiAir)は、バルブタイミングとバルブリストをかなりの自由度をもって制御することができるのが特徴だ。


 ターボチャージャーは電動ウェイストゲート付きのツインスクロール式。ブロックはアルミ合金製で鋳鉄ライナーを鋳込んでいる。直噴インジェクターはセンターレイアウトで最大噴射圧は、20MPa(200bar)と発表されている。ターボチャージャーはハネウェル製のようだ。
 ボア×ストロークは、84.0×90.0mmと現代のトレンドに沿ったロングストローク。圧縮比は10.0である。


 組み合わせるトランスミッションは、ZF製8HP。これも定評のあるトランスミッションだけに、変速のスムーズさ、変速タイムの速さは一級品だ。


アルファ ロメオ・ステルヴィオFirst Edition
エンジン
エンジン形式:直列4気筒SOHCターボ
エンジン型式:55273835
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0×90.0mm
圧縮比:10.0
最高出力:280ps(206kW)/5250rpm
最大トルク:400Nm/2250rpm
燃料供給:筒内燃料直接噴射
ブロック材:アルミ合金
バルブ駆動方式:ロッカーアーム

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(MotorFan Motor Fan illustrated編集部 鈴木慎一)

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