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ニューモデル 2018.7.12

デンドロビウムD-1 全固体電地のスーパーEV 目標は1825ps

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もくじ

ー 英国のエンジニアリングの結晶?
ー 生産開始 2019年か
ー 322km/hに向けて 風洞実験へ

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英国のエンジニアリングの結晶?

D-1は、デンドロビウム・オートモーティブから発売される初の市販電気自動車。開発や製造はイギリス国内で行われると発表された。

D-1は今夏のサロン・プリヴェで公開予定。開発するデンドロビウム社は、シンガポールの企業、バンダ・エレクトリクス傘下の新企業で、CEOはナイジェル・ゴードンスチュアートだ。彼は以前、マクラーレンやランボルギーニでセールス・マーケティング部門の幹部として働いた経験を持つ。

D-1には全固体電池が用いられ、開発はすべて英国内で行われる。「われわれは完全な自動車統合システムや先進運転支援システムのために、独自のケーブル基盤やコネクターシステムを開発しています。技術的な観点でいえば、D-1は英国のエンジニアリングの結晶といえるでしょう」

D-1は最高出力は1825ps、最大トルクは203.9kg-mを目標に開発が進められているが、これは最高速度322km/hと0-97km/h加速2.7秒を見据えての数値である。また、車重の目標は1750kgで、ボディにはカーボンと最新鋭のコンポジット材、合金が用いられる。車体構造の中心になるのはカーボン・タブだ。

デンドロビウムの役員には、フェラーリやパガーニ、リマックの幹部を務めたイェンス・スベルドラップも含まれる。役員会のトップはマイケル・キンバリーで、彼はロータス・エンジニアリングの創設者のひとりだ。



生産開始 2019年か

電動スーパーカーのコンセプトモデル、バンダ・デンドロビウムは3月のジュネーブ・モーターショーでデビューを飾った。現在は生産準備の段階で、7桁のプライスタグ(100万ポンドは1億4500万円)を掲げる模様だ。バンダ・エレクトリクスによれば、すでに多くのオーダーを抱えているという。

2シーターで「花びらのようなルーフ」を持つこのクルマは、英国のウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリング(WAE)が手がけた。同社のエンジニアは2016年に、デザインスケッチからほぼ完全なデザインコンセプトを作り上げている。バンダ・エレクトリクスのラリッサ・タン社長によれば、今は「数百台でなく、数十台規模」の限定生産に向けて開発を進めている。計画では、2019年に生産が開始されるという。

既報のビデオからもわかる通り、WAE側のプログラム責任者であるラン・クルエットは、すでに走行可能なレベルまでクルマを仕上げている。パワートレインの詳しい情報はまだ明らかにされていないが、最高速度322km/hに達するために、四輪駆動、2速のギアボックス、それにおそらくフロントにひとつ、リアにふたつの合計3つの電動モーターが搭載されるようだ。

しかし、コンセプトカーから「実際にその性能を証明するクルマ」へと開発を進める上で、WAEはフォーミュラEのために設計したシングルモーターとリチウムイオンバッテリーを採用した。WAEはこのクルマの設計のために、ティアドロップ型のボディや、むき出しのリアサスペンション、独自のルーフ・ドア開閉機構など、多くの困難を乗り越えてきた。



322km/hに向けて 風洞実験へ

後部へと開くドアとルーフは、クルマの名前にも影響を与えている。花びらのような形状は車名にもなっているバンダというシンガポールの国花から着想を得たものだ。デンドロビウムも、ランの一種だ。

322km/hでドアをロックし、軽量のルーフを閉めることは、WAEにとって技術的に困難な課題になるだろう。まだ風洞実験は実施されていないが、クルエットはコンピューター上でモデルを作って解析を行っている。

WAEはテスラのようにホイール間にバッテリーを配置しなかった。というのも、このパッケージングだとどうしても重心が高くなりすぎるのだ。結果として、モデルSの80-100kWhと比べると比較的小さい、30-50kWhのバッテリーを搭載する事になった。

インテリアのパッケージングからも苦労の跡が見える。シート間はとても離れており、乗員は狭い空間に押し込められる事になる。

驚くべき事に、このクルマのデザインは1996年まで遡る。デザイナーの名は伏せられており、「2000年代」には一度改良が加えられた。しかし、デザイナーは当時と同じく、名前を発表しない事を希望した。

なおバンダ・エレクトリクスは、米国や中国の投資家からサポートを受けており、彼らの個人的な資金で運営されている。

なお、AUTOCAR JAPANでご覧になっている方は、「すべての画像をみる」ボタンから、外部メディアの方は、記事下のリンク「『デンドロビウムD-1 全固体電地のスーパーEV』すべての画像をみる」から、ほかの画像をお楽しみいただける。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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