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ニューモデル 2018.7.11

新経営計画ですべて判明!! スバルの新車投入スケジュール!!

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 2018年7月10日、スバルの中村知美社長は会見を開き、2025年にグローバルで130万台の販売を目指す新中期経営ビジョン「STEP」を策定、発表した。6月22日の株主総会で、社長に昇格した中村知美氏が指揮する新体制の第一歩といえるこの会見で、何がわかったのか、自動車専門メディアらしく深掘りしていきたい。

文:ベストカーWeb編集部

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6月22日の株主総会後、新社長に就任した中村知美氏

■新中期経営ビジョン「STEP」発表

 昨年10月に発覚した無資格検査問題、今年3月には排ガス、燃費データの改ざんを公表、さらに5月中旬には新たな改ざんが発覚し、吉永泰之社長は会長兼最高経営責任者(CEO)に就く人事案を撤回し、代表権のない会長に退く……という、一連の不祥事の後、新たなに策定された新中期経営ビジョン「STEP」。 

 中村新社長は会見で「自動車業界にとって大変革期であること。近年の当社の急成長に伴う歪みや課題が明確になってきた。一刻も早く真の実力を養成して信頼を取り戻す。お客さまに“安心と愉しさ”を提供するというブランドの方向軸は動かさない。単なるメーカーを超えてお客さまに共感され信頼していただける存在を目指す」と新中期経営計画に対する熱い思いを述べた。

■「スピード」「信頼」「共感」「安心と愉しさ」

 新中期経営ビジョン名称「STEP」の意味は、同ビジョンで大切にしている4つの要素、「Speed(スピード)」「Trust(信頼)」「Engagement(共感)」「Peace of mind & enjoyment(安心と愉しさ)」の頭文字とし、来るべき「JUMP」に備えて着実に地力をつける期間という意味を込めたとし、この中で“2025年ビジョン”として、次の3項目を掲げている

1.「個性を磨き上げ、お客様にとってDifferentな存在になる」

2.「お客様一人一人が主役の、心に響く事業活動を展開する」

3.「多様化する社会ニーズに貢献し、企業としての社会的責任を果たす」

 ちなみに中村新社長の人となりについて。中村新社長は、吉永会長と同じ国内営業や経営企画を経て、北米販売会社のトップに就任。屋台骨となる北米からスバルの強みや弱みを見てきた。中村新社長の人となりについては、ベストカーでもインタビューをしていないが、筆者がスバル関係者や幹部にそれとなく聞いてみたことをまとめると、「北米のリテーラー(販売店)からの信頼が厚く、北米市場で成功した功績が大きいこと、コミュニケーション能力が高く、早くから将来の社長候補と言われていた」ということで、中村氏が社長になるのは自然な流れだったようだ。

発表された2025年までの新車投入計画

■2025年までの新車投入計画は?

 さて、本題の新車投入計画について迫ってみたい。中村社長は「主力車種のフルモデルチェンジを原則毎年実施し、市場投入していき、さらに個性の際立つSUV、スポーツ系の商品のラインアップとバリエーションの強化を図っていく。またデザインの方向性としてはスバルのアイデンティティであるダイナミック・ソリッドをより大胆なデザイン表現に進化させていきたいと」とコメント。会見では具体的な商品計画は明かさなかったが、プレゼンテーション資料を見ると、以前の新中期経営計画「際立とう2020」とは違うロードマップが描かれていた。

 このロードマップは非常にざっくりとしたものだが、さらに深掘りして、これまで取材してわかった新車投入スケジュールを入れこみながら紹介していきたい。

今年10月に国内販売予定のXV e-BOXER

2020年に新型レヴォーグを投入予定。エンジンは新型ダウンサイジングターボになる

2021年にWRX STI&S4がデビュー予定。STIはEJ20からFA20に切り替わる

■新車投入スケジュール予想(ベストカーweb独自調査)

2018年=現行WRX S4 STIスポーツ(9月)、XV e-BOXER(国内10月)、XV PHV(年内、北米のみ)

2019年=新型レガシィ&アウトバック

2020年=新型レヴォーグ

2021年=WRX STI&S4

2022年=新型BRZ&トヨタ86、トヨタとのアライアンスによる新型EVグローバル投入

2023年=グローバル戦略SUV、新HVを順次投入

■STI

2019年=現行STIベースの380ps級スーパースポーツ

スバル各車にSTIスポーツ投入し、STIモデルのバリエーション拡大、

STIチューニングによるコンプリートエンジン、コンプリートボディ発売

※注意。添付のロードマップのグラフは厳密に導入年を示したものではない

■国内は今年XVにハイブリッド、来年レガシィ、再来年レヴォーグ…

 このロードマップから見えた新車投入スケジュールの詳細な中身について紹介していこう。

 まず2018年は、年内中にXV PHVが北米市場に導入され、10月にはフォレスターと同じe-BOXERがXVに追加される(国内)。2019年は新型レガシィ&アウトバックを発売。2020年には新型レヴォーグ、2021年には新型BRZ、WRX STI&S4、2022年には新型EV、2023年にはグローバル戦略SUV投入と続く。

 注目したいのは2020年にデビュー予定の新型レヴォーグ。この新型レヴォーグから新設計のダウンサイジングターボが投入される。現在のFB20直噴DITとFB16直噴DITから、直噴の1.8Lターボと1.5Lターボに置き代わる可能性が高いが、実はまだ排気量が確定していないらしい。北米市場向けの大型SUVのアセントが3.6Lフラット6から2.4Lフラット4ターボに大胆に置き代わったように、馬力&トルクが出せれば、それ以下の排気量になる可能性もあるという。特に1.8Lターボ、1.6Lターボにはこだわっていないようだ。

 次に新型WRX STI&S4。現行STIは2014年のデビューだが、順当にいけばフルモデルチェンジは2020年となるが、ずれ込んで2021年頃になりそうだ。新しいプラットフォーム、SGPを手に入れ、ついにEJ20がFA20ターボに置き変わる。馬力は330ps程度になる見込み。

 最後にグルーバル戦略SUVについては、スバル関係者によれば、フォレスターとアセントの中間に位置する大型SUVになるとのこと。サイズ的にいえばマツダCX-8あたり、クーペのような流麗なスタイルを持ったSUVで、2023年には投入される見込み。

 スバルの販売計画は、2018年度には日本、北米、北米以外の海外で110万台だが、2025年度にはこれを130万台に伸ばすため、前述した計画以外にも、SUVモデルのバリエーション拡大やスポーツモデルの充実、EV、HV投入と、かなり意欲的な計画だ。

 まだ禊ぎは済んでいないなか、はたして中村社長新体制で、この新中期経営改革は順風満帆にいくだろうか、現状では暗雲低迷といった言葉がふさわしいだろう。

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(ベストカーWeb 小野 正樹)

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