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ニューモデル 2018.7.7

【週刊クルマのミライ】日産・ノートに前後独立モーターの4WDが追加。シンプルな直流モーターを採用した理由とは?

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2018年の上半期(1~6月)に日本国内で7万3380台を売った日産・ノート。日産車としては1970年のサニー以来となる半期での国内登録車ナンバーワンの座につきました。2位のトヨタ・アクアの同期販売が6万6144台ですから圧倒的な差をつけてのトップといえます。日産のMクラスミニバンであるセレナも上半期で5万6095台を売り、登録車ランキングで4位、もちろんミニバンナンバーワンとなっています。

こうした好調な売り上げには、ノートとセレナがともに採用している「e-POWER」が商品力を高めていることが見逃せません。電動車両ならではのスムースで力強い加速を、シリーズハイブリッドという仕組みを使うことで、身近な存在にしたことが両車の好調につながっているといえます。

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そんなノートe-POWERに待望の4WDが追加されました。前輪を電気駆動するe-POWERに後輪専用モーターを組み合わせたモーターアシスト式の4WDです。

後輪専用モーターを使ったパートタイム4WDは、じつは珍しくありません。トヨタのプリウスやアルファード/ヴェルファイアの4WDや、三菱・アウトランダーPHEVは前後独立モーターとなっていますし、非ハイブリッドモデルであっても日産のお家芸ともいえる「e・4WD」という4WDシステムがマーチなどに採用されてきたことを覚えているファンも少なくないのではないでしょうか? ノートのガソリン車にはすでにモーターアシスト式4WDがラインナップされています。

日産のモーターアシスト式4WDが採用するコンパクトな直流モーターは、さほどチカラはありませんが、発進時だけに限って4WD化すると割り切りことで、プロペラシャフトを廃することができ、キャビンスペースを犠牲にしないことがメリットのひとつ。また速度が乗ってくると自動的に2WDとなるため、燃費面でも有利なシステムです。

とはいえ、e-POWER車はフル電動車両として必要な大きな駆動エネルギーを安定供給できるだけのリチウムイオン電池をはじめとする電動システムを積んでいます。そうであれば、e・4WDのような発進・低速時に限ったシステムではなく、もう少し幅広くリアを駆動させる4WDである可能性もありそう……と思ってしまいますが、結論からいえば直流モーターを用いたアシスト式4WDとなっていました。

実際にe-POWERの4WD車を見ることができましたが、下から覗き込んでみると、たしかに後輪専用モーターはコンパクト。そして4WDへの切り替えはインパネのスイッチで選択するというのも、従来からのモーターアシスト式4WDと同様でした。

せっかくの電動車両なのに、モーターアシスト式4WDにとどまってしまうのは、そのスムースに加速するポテンシャルからするともったいない、と思う気持ちもありますが、昨シーズンのウインタードライブでノートe-POWERを運転したときに感じた高いコントロール性を思い出せば、そこに不満を持つ必要はないと気付きます。

速度が乗ってしまえば2WDであっても問題なく走ることができるのはe-POWER(電動車両)の好レスポンスを活かしたトラクションコントロールのおかげです。悪路に入ったりするのではなく、あくまで市街地での積雪路に対応するという範囲でいえば、発進さえクリアすればあとは2WDで問題ないと判断するのも妥当といえそう。

逆に、e-POWERの持つアドバンテージがあってこそモーターアシスト式4WDで十分と判断されたのかもしれません。それにしても前輪が交流モーター、後輪を直流モーターで駆動する電動4WDとなったノートe-POWER。その駆動系は非常に珍しい存在といえそうです。

●日産ノート e-POWER X FOUR 主要スペック車両型式:DAA-SNE12全長:4100mm全幅:1695mm全高:1525mmホイールベース:2600mm車両重量:1300kg乗車定員:5名パワートレイン:HR12DE-EM57-N2エンジン形式:直列3気筒DOHC総排気量:1198cc最高出力:58kW(79PS)/5400rpm最大トルク:103Nm(10.5kg-m)/3600-5200rpm前モーター形式:交流同期電動機前モーター定格出力:70kW(95PS)前モーター最高出力:80kW(109PS)/3008-10000rpm前モーター最大トルク:254Nm(25.9kg-m)/0-3008rpm後モーター形式:直流発電機後モーター最高出力:3.5kW(4.8PS)/4000rpm後モーター最大トルク:15Nm(1.5kg-m)/1200rpm燃料消費率:28.8km/L (JC08モード)タイヤサイズ:185/65R15 88Sメーカー希望小売価格(税込):2,237,760円

(山本晋也)

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みんなのコメント

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  • non*****|2018/07/07 13:50

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    いつも出てくる話題ですが、「雪道も4WDなら安心」の宣伝文句はやめるべき。適したタイヤと運転技術が前提であることをメーカーは啓蒙せよ。
  • uff*****|2018/07/07 13:56

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    なんちゃって四駆の誇大広告は不要
    役に立たん
  • cur*****|2018/07/07 16:05

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    どうせ出すなら出だしのアシストだけであっても最初から4WDも一緒に出せばいいのに。
    北海道でもかなり見かける車だけに、先に買った人に4WDの選択肢が与えられなかったのは残念。

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