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ニューモデル 2018.7.1

【新型マツダ・CX-3試乗】ビッグマイナーチェンジの狙いは、乗り心地と操縦安定性の両立

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5月31日に発売された大幅改良後のマツダ・CX-3は、内・外装のリフレッシュをはじめ、1.5Lディーゼルエンジンを1.8Lまで排気量を拡大するなどのパワートレーンの改良、静粛性向上、乗り心地の改善などが盛り込まれています。

デビュー以来、とくに後席の大きな突き上げに代表される乗り心地の改善はCX-3の課題のひとつだったそうで、今回は大がかりな変更を受けています。

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サスペンションでは、30mmから32mmへとダンパーサイズの大径化が図られたのをはじめ、コイルばね定数の低減、リヤトップマウントの減衰性アップなどにより減衰感の改善が図られています。なお、トップマウントは改良前のラバーからウレタンに材料を変えることで、微小ストローク時の減衰力成分のアップを実現したとしています。

また、乗り心地の改善ではタイヤの剛性の最適化が図られ、応答性の改善ではフロントスタビライザーの小径化、パワステの制御変更などを実施。

タイヤは、トーヨーとの共同開発で新たなブレークスルーを果たしたとしています。サイド(サイドウォール)部の剛性を落とすことで、路面入力を吸収した際に柔らかな入力をサスペンションに伝えます。しかし、それだけでは剛性が落ちてしまいますから、トレッド部の最適化を図り、フットワークの良さを担保したそう。接地面のねじれを抑え、滑らかで連続性のある応答性を追求したとしています。

さて、気になる乗り心地とハンドリング。1.8Lディーゼルエンジンに加えて、2.0Lガソリンエンジン車(AT/4WD)は約420km走らせる機会がありました。まず印象的なのは、改良前よりも明らかにソフトになった乗り味で、とくに上下方向に跳ねるような動きはかなり収まっています。

路面が荒れている一般道で50~60km/hくらいで走るシーンでは、微振動が抑制されていて、こうしたシーンでも改良前からの改善効果が実感できます。さらに、首都高速のように、連続する目地段差があるシーンでも突き上げが減り、ハードからソフトな乗り味になっています。さらに、前席座面に高い減衰性が与えられたウレタンに変更され、シートの減衰力も向上。

一方で、CX-3の美点だったハンドリングの切れ味は、少し薄れてしまった感もあります。従来は、速度域を問わず、操舵に対してまさに意のままにクルマの向きを変えられるような鋭さがありましたが、乗り心地に合わせてハンドリングもマイルドになったような印象を受けました。とくに、高速道路で車線変更するような高めの速度域で、少しゆったり動きに感じられます。

それでもワインディングでは、ストレスを感じさせないフットワークは健在。ドライバー目線では上記のような気になる点も感じられたものの、パッセンジャーも含めると、CX-3の乗り心地改善、静粛性向上は大いに歓迎できます。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)

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(clicccar 塚田勝弘)

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