もくじ
ー V10ではなくV8へ
ー 当初はコンバーチブルのみ
ダッジ・チャレンジャーSRTデーモン(2) ナローボディの存在 ウイリー搭載か
V10ではなくV8へ
ダッジ・バイパーは、初代のデビューから30周年となる2020年に、V10ではなくV8を搭載して復活する見込みだ。
カー&ドライバーによれば、エントリーレベルには550ps程度の自然吸気ユニットが搭載されるとのことだ。しかし、今後の「ヘルキャット」シリーズと共通となる700ps級のV8がトップグレードに設定されると予想される。このエンジンは現在FCAグループで使われている「ヘミ」エンジンの後継となる新設計のアルミ製V8だ。
バイパーは今までの特徴的なデザインを継承するため、フロントエンジン・リアドライブのレイアウトが濃厚だ。先代よりもパワーダウンしているのは、軽量化が優先されたということだろう。アルミ製スペースフレームやカーボン性ボディが想定されるが、昨年バイパーの工場が閉鎖されたことから製造は外注される可能性が高い。
当初はコンバーチブルのみ
この新型バイパーは最初コンバーチブルとしてデビューし、後からクーペ版が追加される見込みだ。さらにその後、2016年のハードコア版であるACRのような700ps級のグレードも登場するだろう。モータースポーツ仕様の追加により、ダッジのGT3への復帰も期待できる。
バイパーの英国への正規導入は期待できないが、業者を通じて少量が輸入されることは確かだろう。米国での価格はライバルとの兼ね合いを考えると9万ドル(985万円)程度になると予想される。
シボレー・コルベットがミドエンジンに変更されることから、バイパーはこの市場でより独自の立ち位置を手に入れることになる。純粋主義者にとっては、バイパーがマニュアル・ギアボックスを採用する可能性が高いことも歓迎に値するだろう。
FCAグループのセルジオ・マルキオンネCEOの合理主義を考えると、バイパーのような利益率の低いモデルの復活は意外な決断だ。
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