もくじ
ー アウディ製3.0ℓディーゼルが対象
ー ディーゼルの復権めざす
フォルクスワーゲンのディーゼル不正 改修後40%に不具合 スレーター・アンド・ゴードン調べ
アウディ製3.0ℓディーゼルが対象
ドイツの自動車規制当局KBAは、ポルシェに対しディーゼルエンジンを搭載したマカンとカイエン計6万台をリコールするよう要求した。これは排出ガス不正デバイスの装着に関するものだ。
このふたつのモデルに搭載されるアウディ製の3.0ℓV6のユーロ6対応エンジンは、試験場でのテスト時に排出ガスを低く偽装する装置が取りつけられてたことが判明したものだ。
全世界で12万5000台前後がこのエンジンを搭載していると見られている。
ポルシェUKのスポークスマンはこの問題についてコメントできないとしているが、今日中に公式な声明を発表するとのことだ。
ディーゼルの復権めざす
カイエンSディーゼルやマカンSディーゼルはすでに販売が終了している。パナメーラやマカンのディーゼル車は販売不振を理由に生産終了が発表された。一方で最新のカイエンディーゼルは来年発売予定だ。
ポルシェはフォルクスワーゲングループのディーゼルスキャンダルに関連して捜査の対象になるなど、圧力が高まっている。
今年、ポルシェの役員がドイツ当局の捜査対象となった。これは3人の匿名被疑者のひとりであり、この中にはポルシェの元上層部で、不正ソフトの存在を知っていたとされる人物も含まれる。
このスキャンダルに対するポルシェの関与はアウディのディーゼルエンジンを使用していたことにも関わっている。フォルクスワーゲングループのヘルベルト・ディースCEOは先日、同社がディーゼルの復権に力を尽くすと述べた。「欧州最大の自動車メーカーとして、ディーゼルエンジンの新たな立場を作る必要があります。ディーゼルが現在の窮地に陥った原因の一部分はわれわれにあります」とのことだ。
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