もくじ
ー 遠隔操作での駐車が可能に
ー 雇用創出にも期待
自動運転、クルマ好きの敵か グーグル傘下「ウェイモ」中心人物に聞く
遠隔操作での駐車が可能に
英国で安全性向上のための自動運転を促進する法律が来月施行されるのに伴い、遠隔駐車機能も合法化された。
6月以降、BMW 7シリーズやメルセデス・ベンツSクラスなど自動駐車機能を備えたクルマのオーナーはその機能を生かすことができるようになる。
これらのモデルでは、乗車中に駐車スペースを検出させておけば、降車後にリモートで駐車させることができる。ただし、ドライバーはいつでもデジタルキーまたはスマートフォンによる遠隔操作で停止させられる位置にいなければならない。
現在の交通規則集ではそのような操作をするときにはいつでもドライバーが介入できなければならないと記載されている。運輸省によれば「ドライバーは車両全体の制御ができる状態でなければなりません」とのことだ。また、車両の制御中に携帯端末を持つことも禁止されている。
しかし、6月の規則変更以降は、車両から6m以内の範囲で外から操作することができるようになる。
雇用創出にも期待
運輸大臣のジェシー・ノーマンは「先進のドライバーアシスタンスが運転の概念を変えようとしています。われわれは今後も法規を継続的に見直し、ドライバーがこのような新しいツールを安全に使えるよう努力します」と述べた。
政府は英国が自動運転技術推進のリーダーとなることを目指している。2021年には最初の無人運転車が登場する予定だ。
自動車製造販売者協会(SMMT)の会長であるマイク・ハウエスは語る。「コネクテッドカーや自動運転車はわれわれの生活を変えるでしょう。2万5000もの重大事故を減らし、今後10年程度で30万ほどの雇用を生み出します」
「今日の発表は自動化推進の小さな1歩にすぎません。しかしこれは障害のあるひとにとって利便性を高める重要な1歩です。英国がこの技術分野における優位性を確保する上で、この政府の決定は大きな助けとなるでしょう」
SMMTによれば、自動運転技術の発展は英国の自動車産業での雇用確保において最も重要な事柄だとのことだ。自動化技術に関連して英国内で32万の新しい雇用が創出され、2030年まで成長が続くと見込まれている。
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