ホンダは「モンキー125」を7月12日に発売すると発表しました。モンキー50が2017年8月末に生産終了してから、モンキーとしては約1年ぶりの復活となります。前後長を短く上下にボリューム感を持たせた台形シルエットを採用してモンキーらしさを残し、前後フェンダーやマフラーカバーなどをクローム仕上げとし、趣味性を高めています。
パワートレーンは、OHC単気筒エンジンに4速マニュアルミッションの組み合わせで、市街地走行やツーリング走行を楽しめる出力特性としています。バックボーンフレームや倒立フロントフォーク、専用のスイングアームなどを採用し、ブレーキは前後ディスクでフロントのみABSを装着したタイプを設定しています。タイヤは前後12インチでブロックパターンタイヤを装着しており、このあたりもモンキーらしいイメージを演出しています。
排気ガス規制を乗り越えることができず昨年販売を終了したモンキー50ですが、125ccで4速マニュアルミッションの「GROM(グロム)」のパワートレーンをベースにすれば、そこまでコストをかけずに復活させることができ、さらに50ccは下降気味で125ccは堅調という市場動向を考えると、125cc化は一石二鳥とも言えます。それだけでなく元々趣味性の高いバイクだけに、最高速度が30km/hだったり、二段階右折違反というやたらと走りにくい(捕まりやすい?)50ccよりも125cc化はマーケットニーズにも合っていそうです。
価格はモンキー125が39万9600円、モンキー125 ABSが43万2000円となっています。モンキー50が30万円前後の価格帯だったので、モンキー125の装備や性能の向上を考えるとそこまで高くない価格設定です。この流れでNチビ的なチビCBR125RRなんか登場してきたら、125cc市場はもっと面白くなるかもしれないですねぇ…。
■スペック
【 モンキー125 】
全長×全幅×全高=1710×755×1030mm
ホイールベース=1155
最低地上高=160mm
シート高=775mm
車両重量=105(107)kg
乗車定員=1
エンジン型式=JB02E
エンジン種類=空冷4ストロークOHC単気筒
総排気量=124cc
内径×行程=52.4×57.9
圧縮比=9.3
最高出力=6.9kW(9.4PS)/7000rpm
最大トルク=11Nm/5250
燃料供給装置形式=電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)
始動方式=セルフ式
燃料タンク容量=5.6L
クラッチ形式=湿式多板コイルスプリング式
変速機形式=常時噛合式4段リターン
タイヤサイズ=前:120/80-12 65J 後:130/80-12 69J
ブレーキ形式=前後:油圧式ディスク
フレーム形式=バックボーン
( )内はABS仕様
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