もくじ
ー ライバルはベンテイガ/カリナン
ー 11月、GLSベースのモデルも発表か
長期テスト ベントレー・ベンテイガ(2) 実用性/サイズ感は
ライバルはベンテイガ/カリナン
メルセデス・ベンツは北京ショーで、マイバッハ名義の超高級SUVを示唆するコンセプトカーを出展する。狙うは中国の富裕層。彼らこそ、超高級車市場の世界的な成功のカギを握る顧客たちだ。
ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ・アルティメット・ラグジュアリーと銘打たれたそれは、マイバッハ初のSUVで、メルセデスのハイエンドブランドにできることを知らしめるためのもの。
むろん、ベントレー・ベンテイガやロールス・ロイス・カリナンといったモデルに対抗することを目論んでの発表だ。
しかしこのコンセプトカー、単なるデザインスタディで、市販化の予定はないと言う。
来週の北京ショーでの発表に先駆け、ラグジュアリーで未来的なインテリアを映した動画と、ダッシュボードのスケッチが、現時点では公開されている。
コンセプトカーは中国市場を狙ってデザインされたが、その構成要素は他地域で販売される今後のマイバッハ車にも反映されると見られる。
11月、GLSベースのモデルも発表か
現在、マイバッハ名義ではSクラスがベースのモデルのみをラインナップしているが、今回のコンセプトカーとは別件で、11月のLAショーでGLSクラスをベースとしたSUVを発表すると予想される。価格は12万ポンド(1814万円)ほどで、販売は2019年に開始される予定だ。
アルミとスチールの混成ボディシェルや、先進的な4WDシステムを含むメカニズムは、いずれも通常のGLSと共通。ただし、上位のポジションと価格が正当化できるように、エクステリアは小規模ながらデザインが改修され、インテリアは豪華さがはるかに増したものとなるのが確実視される。
メルセデスのとある幹部は以前、AUTOCARにこう語っている。
「メルセデス・マイバッハSクラスが販売面で成功していることには、ささやかながら驚きを感じています。多くのキーとなるマーケットで、すっかりポピュラーな存在となっています。現在のプランは、マイバッハの名が持つ特別感を、SUVセグメントのトップエンドにまで広げることです。自信を持って、このニューモデルが、高級であることにおいてほぼ完ぺきだと断言できます」
メルセデスはまた、北京ショーでAクラス・セダンの量産モデルも披露する。これは昨年の上海ショーでのコンセプトカー発表に続くものだ。これらからわかるように、中国市場を標的に開発されたモデルではあるが、遅れて欧州市場への導入も予定されている。
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