もくじ
ー インテリジェント化「しばらく先」
ー みずから運転するひとにもメリット
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インテリジェント化「しばらく先」
いわゆるインテリジェント化の波は、BMWにも押し寄せている。経営陣に名を連ねるピーター・シュワルツェンバーガーは、その計画が進んでいることを認めている。が、全自動運転の導入はしばらく先のことになるとも語っている。
ミュンヘン近郊にある技術開発センター、BMW FIZでシュワルツェンバーガーが述べたところによれば、今後のモデルはクラウド・ネットワークに接続し、リアルタイムで安全/走行情報を得られる機能を導入し、レベル3の自動運転に対応させていくという。
これは動きの遅い渋滞路のような特定の状況において自動走行をおこなうが、ドライバーはいつでも運転操作ができるよう準備していなければいけない段階だ。ただし、自動運転車に対して「社会がまだ準備できていないだろう」というのが彼の見解だ。
「世の中がそれを受け入れるでしょうか。誰もが機械に命を預けられると考えてはいない、とわたしは考えています。一歩ずつ進んでいかなくてはいけません。レベル3はおそらく受け入れ可能でしょうが、その先に進むにはまだまだ時間がかかるでしょう」。そう語るシュワルツェンバーガーは、ミニとロールス・ロイスの両ブランドを統括している。
それでも近い将来、BMWは高精度な交通情報をライブに得るデバイスなどに関して、投資を続けていくだろう。
これは、現在のようにみずから運転するドライバーにもメリットがある。次項で詳しくお伝えしよう。
みずから運転するひとにもメリット
大量のリアルタイムなデータは、コネクテッドカーに装備されるカメラやセンサーによって得られ、現地の気象情報や路面凍結などのハザード情報、ライブの渋滞情報などと合わせて編集されて、ドライバーに伝えられる。
得られた情報はBMWのバックエンド・サーバーにより照会と匿名化がなされ、クラウドを介して他のBMWのコネクテッドカーへもフィードバックされる。現在、クラウド接続できるBMWは70万台ほどが公道上を走っている。それらが情報の提供を要請する件数は、1日あたり2億5000万回にも及ぶ。
ライブ情報は、メルセデスとアウディのコネクテッドカーによってさらに多くが収集される。それらが反映されるのはHEREマッピングシステムだが、これはドイツのプレミアム御三家による共同出資で運営されるオープン・プラットフォームだ。
この他に類を見ないライブ情報の集積は、レーザーレーダーによる極めて正確かつリアルタイムにアップデートされる地図情報と相まって、御三家に完全自動運転における非常に大きなアドバンテージをもたらす。市場への投入がいつ決定されるにしても、その優位性は動かない。
いずれにせよBMWの技術陣は、コネクテッドカーは、ルート前方の情報により、安全性が飛躍的に高まるだろうと言う。それはすでに200万台を超えるクルマから供給されているが、その台数は今後ますます増加すると予測される。
また、スペシャリスト向けカメラメーカーのモバイルアイと、AIプログラムに関する共同作業をおこなっていることも、エンジニアたちは明かしている。
これは、フロントウインドウにマウントしたカメラと関連ソフトによって、接近する車両や歩行者、自転車などを数ミリ秒単位で認識するとともに、前方車両の軌道を予測することも可能にするという。
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