もくじ
ー 710ps級の5.2ℓV12を搭載
ー 続々投入されるアストン新型車
710ps級の5.2ℓV12を搭載
アストン マーティンは現行ヴァンキッシュの後継となる超ハイパフォーマンスGTを開発中だ。名前はDBSスーパーレジェーラとなる。
公道上やニュルブルクリンクでのテストが目撃されたが、この新しい名称はベースとなるDB11からの大きな性能向上を示唆している。
6月に発表され、発売は今年後半が予定されているこのDBSスーパーレジェーラはヴァンキッシュやそのライバルであるベントレー・コンチネンタルGTのようなラグジュアリー志向からは離れるようだ。新しいライバルとなるのは800psのフェラーリ812スーパーファストだ。
アストン マーティンのCEOであるアンディ・パーマーは昨年のAUTOCARの取材に対し、ヴァンキッシュの後継車およびそのコンバーチブル版の計画の存在を認めた。
最近では、アストンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるマレク・ライヒマンがDBSスーパーレジェーラの性能について言及した。「パフォーマンスやデザインのレベルを底上げして個性を明確にするとともに、この名前が持つ伝統や重みを確実なものとします」と彼はいう。
この発言から考えるに、このスーパーGTはDB11と同じ5.2ℓのターボ付きV12を搭載するものの、DB11の608psを大きく上回るパワーを与えられるだろう。現在のヴァンキッシュSに搭載される6.0ℓV12が603psであることから、DBSスーパーレジェーラは710ps超となることが予想できる。
続々投入されるアストン新型車
アンディ・パーマーが「とんでもなく良い」と語るDBSスーパーレジェーラの初期のテストカーと見られる車両はDB11をベースとしたものだった。これはこのクルマがDB11のプラットフォームを改良したもの(V8ヴァンテージとも共通)を採用することが理由だ。パーマーは以前にもこの構造の応用性の高さについて語っていた。
ベース車両となるDB11といくつかのパーツを共有してはいるものの、DBSスーパーレジェーラの硬派さは開発初期段階から見て取れた。テストカーにも大きな空力パーツが取りつけられており、完成車においても高いダウンフォースが与えられるだろう。
最近ではより完成形に近いボディが与えられている。DBSスーパーレジェーラはDB11よりも大きなヘッドライトとより筋肉質なリアセクションを持つことになるだろう。コーナリング時のロールが低減しているようにも見え、シャシーが引き締められていることがわかる。
DBSスーパーレジェーラはアストンの攻勢の一部にすぎない。2019年にはウェールズにあるアストンの新工場で生産されるDBX SUVが発表される。それに加え、ラゴンダの2車種も控えている。1台目はラゴンダ・ビジョン・コンセプトを元にした2021年登場のサルーンだ。それに続き、ベントレー・ベンテイガをライバルとするSUVが2022年に登場予定だ。
さらに、アストンはフェラーリ488GTBやマクラーレン720Sに対抗するミドエンジン車を2021年に投入する。このモデルがヴァンキッシュの名称を引き継ぐことになり、全く新しいパワートレインを搭載するといわれる。
これらの新型車はブランドの頂点に立つハイパーカーのヴァルキリーの下にラインナップされることになる。
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