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ニューモデル 2018.4.1

新型スープラに新情報! 「スープラ」の名が意味するもの

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 2018年3月6日、スイス・ジュネーブで開催された「サロン・アンテルナショナル・ド・ロト」(通称ジュネーブショー)のプレスカンファレンスで、華々しく新型スープラのレーシングコンセプトモデルが発表されました。

 本稿では公開された新型スープラ(コンセプトモデル)の公式情報と、今冬~来春に復活市販される新型スープラ(市販モデル)の情報を合わせて紹介します。

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 2002年に生産を終了し、多くのファンが再販を待ち望んだトヨタのフラッグシップスポーツカーが、16年ぶりに帰ってきます。

文:ベストカー編集部
ベストカー2018年4月10日号より

■「先にレース仕様」はC-HRでも使った手法

 トヨタはジュネーブショー開催前、「当社のアイコン的スポーツカー復活を示唆する現代版レーシングコンセプトモデル」とのアナウンスを発表していたが、ジュネーブショー当日に公開されたコンセプトモデル(「GRスープラレーシングコンセプト」)はその説明のとおり、「アイコン」となるスープラのレーシング仕様だった。

この「GRスープラレーシングコンセプト」の公表サイズは全長4575×全幅2048×全高1230mm、FR仕様とのことだった

 リアには大型ウイングが装着され、ボンネット上のエアアウトレットに低められた車高などノーマルモデルよりも猛々しく戦闘的な出で立ちがモディファイによって強調されている。

ジュネーブショーに登場した並み居る注目車のなかでも一番人気だったGRスープラレーシングコンセプト。期待の大きさが伺える

 そして、ベースとなった量産型スープラよりひと足先に今回、レーシング仕様が公開されたわけだが、トヨタはC-HRでも量産仕様より先にレーシングコンセプトモデルを発表していた手法をとっており(2016年12月の正式発表の半年前、同年5月にレーシング仕様のC-HR Racingを公開、ニュルブルクリンク24時間レースへ参戦した)、この手法をスープラでも踏襲したようだ。

2016年5月、市販型の発表に先立って公表され、ニュル24時間レースに参戦したC-HR。参戦の発案は開発主査の古場博之氏。欧州仕様へのプロモーションとともに、スポーツイメージの向上、開発段階からレース仕様を盛り込むことにより、モータースポーツ仕様へのアップグレードを容易にする狙いがあった

 先代モデルとなるA80スープラは1995~1996年にLM-GTマシンでル・マン24時間レースに参戦していたが、この新型スープラのレーシングコンセプトも現在のLM-GTEクラスへ参戦することになる。LM-GTEはル・マン24時間やWEC(世界耐久選手権)、デイトナ24時間レースなどにも参戦可能なカテゴリーのひとつ(今年のル・マンに参戦するかどうかは不明)。

 レーシングコンセプトモデルの発表によって、ますます気になってくるのはそのベースとなった量産型仕様そのものだ。入念に開発され、ヒットモデルとなったC-HRと同じ発表手順を踏んでいることからも市販モデルへの自信が見て取れる。そしてそのデビューもいよいよ今冬~来春に近づいてきている。

 なお「会場で見たGRスープラレーシングコンセプトは、プレス向けに配布された公式写真から受け取るイメージよりもぐっとグラマラスで迫力がある」という現地撮影スタッフの証言を付け加えておきたい。

■市販モデルは今冬~来春発表!

 市販仕様の全体的なボディフォルムは、新型スープラのデザインコンセプトとなった「FT-1」の持っていたグラマラスなラインを継承したものになっており、高い空力性能を発揮するための特徴的で独特なダブルバブルルーフなども、ほぼそのままなのがおわかりいただけるだろう。

市販型スープラの予想CG(ほぼ最終型のデザイン仕様を使って作製)。エンジンは直6ガソリンターボとチューニングの異なる2種類の直4ターボ、計3タイプが用意される

 そして、気になるインパネのデザインも今回、判明した。

 決して豪華ではないが、トヨタのフラッグシップスポーツにふさわしい充分な質感を備える。

今回判明した新型スープラのインパネCG。先代スープラの「コクピット感」が強いイメージを踏襲している

 A80スープラのイメージを持たせたフロントマスクについても特徴的なヘッドライト形状、そしてFT-1とは違った造形ながら統一性のあるフロントノーズなども市販モデルではほぼ予想CGに近いデザインで登場してくるはず。

 ボディサイズは全長4380×全幅1855×全高1290mm、ホイールベース2470mmで確定。先代スープラより全長は140mm短くなり、全幅は45mm広がっている。

 2シーターのみの設定で、トップグレードにはBMW製3Lターボエンジン(直6、340馬力)を搭載(チューニングはトヨタが担当)、MT仕様は用意されず2ペダル仕様のみ設定される見込み。

トップグレードが搭載する3Lターボは340ps/45.9kgmを発生。最高出力は現在のBMW3シリーズでは326psだが、スープラではパワーアップされ搭載される

 登場は今冬~来春だが、今年中にどこかのタイミングで市販モデルが公開される可能性もある。

 先代スープラは1990年代、トヨタのスポーツイメージを牽引するフラッグシップカーだった。この新開発スポーツカーにトヨタがわざわざ「スープラ」という名前を継承させたのは、先代型スープラが生産中止から16年たっても日米で人気を博し続け、その名に「意味」があり続けてきたこと。それに加えて21世紀の現在、新たなフラッグシップスポーツカーとしてのイメージリーダーが必要だということだろう。

 その名にふさわしい実力であることを期待して、発売を待ちたい。

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(ベストカーWeb ベストカーWeb編集部)

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