現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > キーワードはMQB! 新型ポロは広くてスタイリッシュ、上級モデル譲りの品質と乗り味を実現【VW新型Polo発表会】

ここから本文です

キーワードはMQB! 新型ポロは広くてスタイリッシュ、上級モデル譲りの品質と乗り味を実現【VW新型Polo発表会】

掲載 更新
キーワードはMQB! 新型ポロは広くてスタイリッシュ、上級モデル譲りの品質と乗り味を実現【VW新型Polo発表会】

3月20日、都内でフォルクスワーゲン新型ポロが発表され、全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーで販売が開始された。新型ポロは、MQBの採用により、デザインがカッコ良く、広くて快適なコンパクトモデルとして飛躍的な進化を遂げた。

新型ポロの魅力は、MQBに凝縮されている!

時代は再び直6へ! F1エンジン開発者が作ったメルセデスの新型直6エンジン・M256【メルセデス・ベンツSクラス S450】

「1975年にデビューして以来、累計1400万台を販売し、世界中で愛されてきたベストセラーモデルのポロは、VWにとってゴルフに次ぐ二番目に重要なモデルだ。6世代目となる新型ポロはMQBの採用により、クラスを越えた、新たなベンチマークになるだろう!」と力強く語ったのは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ )のティル・シェア代表取締役社長だ。

そう、新型ポロのキーワードは、ズバリ「MQB」なのである。


MQBは、VWグループの新世代プラットフォームの呼称で、ゴルフからパサート、フラッグシップサルーンのアルテオンに採用されてきた。開発モデルに合わせて全長や車幅、ホイールベースなどをフレキシブルに決定することができるため、設計の自由度が増すだけでなく「上級モデル譲りの品質、乗り味を実現できる」(シェア社長)という。

参考までに、このMQBはドイツ語では“Modularer Querbaukasten”と表し、英語に訳すと“Modular Transverse Matrix”となる。


新型ポロは居住性を高めるため、先代モデルよりもボディサイズがひとまわり大きくなり、ポロ初の「3ナンバーモデル」となった。

具体的な数字で比べてみると、全長が+65mm(4060mm)、全幅が+65mm(1750mm)、ホイールベースが+80mm(2550mm)となっている。これらのサイズ拡大に対し、全高は10mm低くなり、これにデザインによる視覚的な効果とMQBの自由度が加わることで、ワイド&ローのスタイリッシュなプロポーションを得たのだ。

発表会の会場では、身長が190cmというドイツ人の進行役MCが新型ポロの運転席のシートを合わせたあと、そのまま運転席の後ろに乗り込み、足元や頭上のスペースが充分にあることをアピール。さらにリヤシートには折りたたみ式自転車を積載し、新型ポロのパッケージングの美点を紹介した。トランクスペースは、先代モデル比で+71Lの351Lまで拡大されているのだが、これもMQBだから実現したスペースなのだ。


さらに、MQBは先進安全装備を上級モデルから譲り受けることが可能であるため、歩行者検知対応のプリクラッシュブレーキシステムをはじめ、万が一の事故の際に歩行者への衝撃を緩和するアクティブボンネットなどを標準装備するに至った。

さて、新型ポロのラインナップは、「TSIトレンドライン」209万8000円、「TSIコンフォートライン」229万9000円、「TSIハイライン」265万円という3グレードを展開し、すべてのモデルが新開発の1.0L 3気筒エンジンに7速DCTを組み合わせる。先代モデルに搭載していた1.2Lエンジンよりも排気量が小さいが、95ps・175Nmというパワフルな性能を発揮するのだ。


「我々が掲げている“Road to 2020”は新車攻勢をかけること。昨年はティグアン、up!、ビッグマイナーチェンジしたゴルフ、アルテオン、そしてeゴルフを日本市場に投入した。今年はパサートのTDIモデル導入に続いて、新型ポロを発表した。さらに年内には、GTIシリーズとTDIモデルの拡充を予定している。こうした攻勢により日本における輸入車好調の波に乗りたい」とティム社長は熱く語った。

ちなみに、ポロの3ナンバー化は、当初販売の現場でも否定的にとらえられていたというが、実際の顧客からのリクエストは「もっと広くしてほしい」というものだったという。その結果、3月に予約の受付を開始したところ、すでに1000台を越えるオーダーを受け好調なスタートを切ったたという。

これに対し、シェア社長は「これまでのポロを上回る、勢いを感じる」と語っている。

こんな記事も読まれています

もしや未来のレジェンドか!?!? 次世代電気自動車「Honda0(ゼロ)シリーズ」が衝撃 しかもほぼそのまま市販モデルになるってマジか
もしや未来のレジェンドか!?!? 次世代電気自動車「Honda0(ゼロ)シリーズ」が衝撃 しかもほぼそのまま市販モデルになるってマジか
ベストカーWeb
ガルウイングにした本当の理由は? AMG初の独自開発「SLS AMG」はメルセデス・ベンツ「300SL」の再来でした
ガルウイングにした本当の理由は? AMG初の独自開発「SLS AMG」はメルセデス・ベンツ「300SL」の再来でした
Auto Messe Web
RB、アイウェアブランド『HUGO Eyewear』とのパートナーシップ締結を発表
RB、アイウェアブランド『HUGO Eyewear』とのパートナーシップ締結を発表
AUTOSPORT web
「見た目」にビビなら買い! 日産ジューク・ハイブリッドへ試乗 内装とデジタル技術をアップデート
「見た目」にビビなら買い! 日産ジューク・ハイブリッドへ試乗 内装とデジタル技術をアップデート
AUTOCAR JAPAN
フォーミュラEが面白い! 日産とシェルの関係や過去のシーズンを知って、今期後半をもっと楽しもう
フォーミュラEが面白い! 日産とシェルの関係や過去のシーズンを知って、今期後半をもっと楽しもう
Auto Messe Web
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
アストンマーティン代表、ストロールへの裁定は厳しいと語る「しっかりと理解されないまま判定が下された」/F1第5戦
AUTOSPORT web
ヨシムラSERTが転倒後に追い上げ優勝、3ART綿貫も3位。TSR、Étoileは無念のリタイア/EWC第1戦ル・マン24時間
ヨシムラSERTが転倒後に追い上げ優勝、3ART綿貫も3位。TSR、Étoileは無念のリタイア/EWC第1戦ル・マン24時間
AUTOSPORT web
ホンダの「V8スポーツカー」!? 500馬力超えの「FRマシン」! “NSX後継機”目された「HSV-010」とは
ホンダの「V8スポーツカー」!? 500馬力超えの「FRマシン」! “NSX後継機”目された「HSV-010」とは
くるまのニュース
アルファ・ロメオ 車名に "ケチ" つけた政治家へ苦言「名前より雇用守る努力をせよ」 中国企業に危機感
アルファ・ロメオ 車名に "ケチ" つけた政治家へ苦言「名前より雇用守る努力をせよ」 中国企業に危機感
AUTOCAR JAPAN
「彼は僕を見てさえいなかった」リカルド、接触時のストロールのオンボード映像を見て激怒/F1第5戦
「彼は僕を見てさえいなかった」リカルド、接触時のストロールのオンボード映像を見て激怒/F1第5戦
AUTOSPORT web
ハースのヒュルケンベルグが10位「最大限の結果を出した。重要な1点」小松代表は「完璧なレース」と喜ぶ/F1中国GP
ハースのヒュルケンベルグが10位「最大限の結果を出した。重要な1点」小松代表は「完璧なレース」と喜ぶ/F1中国GP
AUTOSPORT web
アロンソ「セーフティカーで戦略変更も、良いレースに。1周でいいからトップを走りたかったけどね」/F1中国GP
アロンソ「セーフティカーで戦略変更も、良いレースに。1周でいいからトップを走りたかったけどね」/F1中国GP
AUTOSPORT web
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
乗って納得の「ロープライス実力派」 ホンダWR-Vは背伸びしない、等身大のパートナー
AUTOCAR JAPAN
ハミルトン「極端なセットアップ変更が、かつてないレベルのアンダーステアを引き起こした」メルセデス/F1中国GP
ハミルトン「極端なセットアップ変更が、かつてないレベルのアンダーステアを引き起こした」メルセデス/F1中国GP
AUTOSPORT web
経験を信じたWRTとリスクを避けたマンタイ。雨中のタイヤ選択がLMGT3上位の明暗分ける/WECイモラ
経験を信じたWRTとリスクを避けたマンタイ。雨中のタイヤ選択がLMGT3上位の明暗分ける/WECイモラ
AUTOSPORT web
レクサスが新たな「小さな高級車」展示! 全長4.2m級でも上質さ健在!? 「LBX」の実車見たユーザーの反響は? in 菅生
レクサスが新たな「小さな高級車」展示! 全長4.2m級でも上質さ健在!? 「LBX」の実車見たユーザーの反響は? in 菅生
くるまのニュース
【カーコーティング技術を住宅設備に】総合家庭用品メーカー「レック」と「KeePer技研」が共同企画した家庭用水まわりコーティング剤が販売開始
【カーコーティング技術を住宅設備に】総合家庭用品メーカー「レック」と「KeePer技研」が共同企画した家庭用水まわりコーティング剤が販売開始
driver@web
先行ピットインを決めたディクソンが逆転勝利。初参戦プルシェールは11位完走/インディカー第2戦
先行ピットインを決めたディクソンが逆転勝利。初参戦プルシェールは11位完走/インディカー第2戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

279.9448.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.8380.0万円

中古車を検索
ポロの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

279.9448.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.8380.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村