70年代に北米で人気を集めたカラーを再現 フェアレディZに限定車登場

日産自動車は、スポーツカー「フェアレディZ」に限定車「ヘリテージエディション」を設定し、5月11日に発売する。同限定車は1977年に北米で発表され、人気を集めた「280Z スペシャルデコレーションパッケージ（ZZZap）」のデザインを現代に蘇らせたもの。昨年4月に開催されたニューヨークオートショーに出展された。

エクステリアは車体のレーシングストライプが大きな特徴となっている。ストライプはボンネット、ルーフ、リアハッチ、フェンダー、ドアに施され、レースカーを彷彿とさせる雰囲気を作り上げている。

ボディカラーは特別塗装色のプレミアムアルティメイトイエローを含む4色（ブリリアントホワイトパール、ダイアモンドブラック、オーロラフレアブルーパール）が設定され、イエローとホワイトの場合はストライプは黒、ブラックとブルーの場合はストライプはシルバーで色分けされる。ちなみに日本では4色が設定されるが、北米ではイエローとブラックの2色しか設定されない。

インテリアについては、ブラックのステアリングホイールやセンターコンソール、シフトノブにイエローのアクセントを配色。またシートはイエローの刺繍で「370Z」の文字が施され、特別な雰囲気を伝える。なおトランスミッションは6MTと7M-ATx（7AT）が選択できる。

価格はベース車（フェアレディZ）に対して17万2800円高の408万0240円（6MT）と415万8000円（7M-ATx）に設定される。