現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > BMWモトラッドの新ミドルスクーター「C400X」って何者? 【大阪モーターサイクルショー】

ここから本文です

BMWモトラッドの新ミドルスクーター「C400X」って何者? 【大阪モーターサイクルショー】

掲載 更新
BMWモトラッドの新ミドルスクーター「C400X」って何者? 【大阪モーターサイクルショー】

第34回大阪モーターサイクルショーのBMWモトラッドブースには、日本では初のお披露目となるミドルサイズのスクーター「C 400 X」が展示されているほか、フルモデルチェンジされた2台デュアルパーパスモデル「F 750 GS」「F 850 GS」も登場した。(PHOTO:箱崎太輔/山下博央 REPORT:山下博央)

普通自動二輪免許で乗れるBMWスクーターが新たに登場!

人気の800ccクラスにKTMが新兵器を投入!【大阪モーターサイクルショー】

昨年のEICMA(ミラノモーターサイクルショー)で登場し、日本への導入も期待されていたC 400 Xが、大阪モーターサイクルショーにてお披露目された。今回発表されているC 400 Xのスペックは、排気量350ccのSOHC4バルブ単気筒エンジンを搭載し、最大出力は25kw(34PS)/7,500rpm、最大トルクは35Nm/6,500rpm。車両重量は走行可能状態で204kg、シート高は空車時で775mm、タンク容量は約12.8ℓとなっている。排気量が同じものがないため、国産メーカーのビッグスクーターとの比較は単純にはできないが、でもこれはスクーターとしてはかなりの高スペック! シート下にはヘルメットを2つ収納できるスペースがあり、さらにABS(アンチロックブレーキシステム)やトラクションコントロールなどが標準で装備されているなど安全装備も充実している。さらに駆動系には無段階変速機のCVTが採用されており、スムーズで滑らかな加速が可能。タウンユースはもちろんのこと、ツーリングやタンデムなども楽しめることだろう。

BMWといえば、かつては大型自動二輪免許を持っている人しか乗れなかったが、最近ではG310RやG310GSなどのミドルクラスが続々とリリースされており、ここに新たにスクーターが加わることで、普通自動二輪免許で乗れるBMWのラインナップが充実する。普通自動二輪免許しか持っていない人でもBMWを所有し、そしてその魅力を体感することができるようになったのだ。


アドベンチャーシリーズは日本人にも扱いやすい2機種がモデルチェンジ!

アドベンチャーシリーズの中でもコンパクトな車体で、日本人でも扱いやすいサイズで人気だったF700GSとF850GSがフルモデルチェンジし、「F750GS」と「F800GS」として登場した。F750GSとF800GSはともに新エンジンとなる水冷4ストローク並列2気筒を搭載。排気量853ccとなりボア、ストロークとも変更されている。ただ、両車はエンジンの出力特性を変えることで、その乗り味に変化を加えており、F750GSは最高出力57kW(77PS)/7,500rpmで、最大トルクは83Nm/6,000rpmとなるのに対し、F850GSは70kW(95PS)/8,250rpmで最大トルクは92Nm/6,250rpmとなっている。これは、F750GSは扱いやすいマイルドなエンジン特性、F850GSはオフロードでも力強い走りが楽しめる特性となっているのだ。
もちろん、この両車もABS(アンチロックブレーキシステム)やトラクションコントロールを標準で装備。しかし、新しいF750GSとF850GSはそれだけではない。新たにシフトアシストプロが採用され、シフトアップやダウン時のクラッチ操作が不要となるほか、電子制御サスペンションやクルーズコントロール、さらにキーレスとなっているなど電子デバイスの充実ぶりが半端ない。アドベンチャーシリーズでは上級モデルとなるR1200GS並みの装備を備えての登場となっているのだ。

現時点で発売時期や販売価格などの詳細は未定となっている。しかし、これだけの装備を備えたF750GS/F850GSの登場は、待ち遠しい限りだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

走り好きには最高の1台!! スイスポは軽量で1.4Lターボに6速MT! 運転支援まで充実で文句なしのデキ
走り好きには最高の1台!! スイスポは軽量で1.4Lターボに6速MT! 運転支援まで充実で文句なしのデキ
ベストカーWeb
3万5000円で買ったスバル3代目「サンバー」は人生2台目! なぜ「剛力サンバー」を8年間も探し続けることになった?
3万5000円で買ったスバル3代目「サンバー」は人生2台目! なぜ「剛力サンバー」を8年間も探し続けることになった?
Auto Messe Web
トヨタ、プラド後継車「ランクル250」を発売。8000台限定の特別仕様車あり!
トヨタ、プラド後継車「ランクル250」を発売。8000台限定の特別仕様車あり!
driver@web
ついに新型トヨタ ランドクルーザー250シリーズが日本発売開始!──GQ新着カー
ついに新型トヨタ ランドクルーザー250シリーズが日本発売開始!──GQ新着カー
GQ JAPAN
三菱が「新型パジェロS」実車公開! タフ顔「3列本格SUV」は“日本復活”の「新型パジェロ」か? オシャな“赤内装”もカッコイイ「新モデル」は何を示すか
三菱が「新型パジェロS」実車公開! タフ顔「3列本格SUV」は“日本復活”の「新型パジェロ」か? オシャな“赤内装”もカッコイイ「新モデル」は何を示すか
くるまのニュース
新井大輝のシュコダが圧勝。2020年王者、4年ぶりの全日本ラリー総合優勝果たす/第2戦唐津
新井大輝のシュコダが圧勝。2020年王者、4年ぶりの全日本ラリー総合優勝果たす/第2戦唐津
AUTOSPORT web
新型ハイブリッドバスに乗れる!撮れる! 東急バス虹が丘営業所がGW中心に車庫公開
新型ハイブリッドバスに乗れる!撮れる! 東急バス虹が丘営業所がGW中心に車庫公開
乗りものニュース
柴田自動車とバンタンがコラボ、学生デザインのグッズ販売
柴田自動車とバンタンがコラボ、学生デザインのグッズ販売
レスポンス
ランドクルーザー250がついに正式発表。最廉価グレードは520万円から! 導入記念モデル“First Edition”も用意
ランドクルーザー250がついに正式発表。最廉価グレードは520万円から! 導入記念モデル“First Edition”も用意
月刊自家用車WEB
「我が家よりデカい」東名高速の「超巨大看板」が話題に!? “日本最大級”サイズになる納得の理由も 一体何が書かれているのか
「我が家よりデカい」東名高速の「超巨大看板」が話題に!? “日本最大級”サイズになる納得の理由も 一体何が書かれているのか
くるまのニュース
オービスで撮られたときにマスクやサングラスで「変装」してたらどうなる? 顔がわからなくても逃れることは基本不可能だった
オービスで撮られたときにマスクやサングラスで「変装」してたらどうなる? 顔がわからなくても逃れることは基本不可能だった
WEB CARTOP
「死者数だけが非常に多い」東京の交通事故“異常事態”なぜ? “ヤバイ事故”増加か
「死者数だけが非常に多い」東京の交通事故“異常事態”なぜ? “ヤバイ事故”増加か
乗りものニュース
最近、ナンバープレートで「30A」とか「5FH」というアルファベットを見かけます これってどういう意味ですか?
最近、ナンバープレートで「30A」とか「5FH」というアルファベットを見かけます これってどういう意味ですか?
Merkmal
うぉぉ勝ったぞヒロキさん!! 完全勝利で問題なしかに思えたが……もうちょいでマシン丸焦げ!?!? 一体唐津でなにがあったのよ!!
うぉぉ勝ったぞヒロキさん!! 完全勝利で問題なしかに思えたが……もうちょいでマシン丸焦げ!?!? 一体唐津でなにがあったのよ!!
ベストカーWeb
レクサスの小さな高級車「LBX」 想い詰まった式典開催! 東北から世界に羽ばたく
レクサスの小さな高級車「LBX」 想い詰まった式典開催! 東北から世界に羽ばたく
くるまのニュース
日産が新型「高級スポーティセダン」実車公開へ! 次期「スカイライン」か!? 「Vision Qe」中国初披露に
日産が新型「高級スポーティセダン」実車公開へ! 次期「スカイライン」か!? 「Vision Qe」中国初披露に
くるまのニュース
いつすればいいか説明できる? 車線変更の正しいタイミングとは
いつすればいいか説明できる? 車線変更の正しいタイミングとは
バイクのニュース
一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588.8800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.9535.0万円

中古車を検索
GSの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

588.8800.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

29.9535.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村