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ついに来たぜ!!「次期フェアレディZ開発始動」のニュースをキャッチ!!!

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ついに来たぜ!!「次期フェアレディZ開発始動」のニュースをキャッチ!!!

 次期モデルの情報が入っては消えを繰り返していた次期フェアレディZに大きな動きが発覚した。
 昨年(2017年)12月に、新型の開発再開が正式決定されたというのだ。以下、本誌が掴んだ情報をお届けしたい。
文:ベストカー編集部
ベストカー2018年2月26日号「Z35Z発進決定!!」より

■開発終了の噂もあったが、正式スタート

トヨタ超新型GRスーパースポーツの秘密に迫る! 開発者に直撃取材!!

 現行のZ34型フェアレディZは2008年の登場から今年でちょうど10年を経過する。これまでも次期モデルを開発する計画はあったが日産社内で優先順位は低く、売れ筋のSUVや次世代技術に人と資金の開発資源を譲ってきたという経緯がある。一時は「現行モデルをもって長い歴史に終止符を打つ」という噂もあったくらいだ。

 しかし、そんな逆風をものともせず、ついに次期Z35型の開発が正式にスタートした、という情報が日産関係者から入ってきた。

本誌予想CG。最近の日産デザインのトレンドから、直線基調のシャープなデザインが予想される次期Z。最新の空力理論に則ったエアロも装備され、かっこよさと高い空力性能を両立する

 トヨタがBMWと共同でスープラ後継車を開発し、今年中にも市販化するという動きに負けていられない、ということだろうか。メインは北米マーケットだが、もちろん日本でも両車の新たなライバル対決が繰り広げられることになる。

 開発がスタートしたということはデザインが正式に決まったということ。

 このデザインに関してはまだ確定的な情報は入っていないが、基本的にはZ33型、Z34型の流れの延長線上にあるもよう。ただし、全長とホイールベースは少し延ばされ、全長4500mm前後の2シータークーペになりそうだ。

 最近のショーモデルを見てもわかるとおり、日産は直線的なデザインを多用してきており、次期Zもその方向になりそうだ。革新的でありながら、ひと目でZとわかるデザインを採用しているはずだが、それに関しては新たな情報が入りしだい、また報告しよう。

 ベースはインフィニティQ60。日本でいうスカイラインクーペ(現在は販売されていない)ということだが、基本的なメカニズムはQ60のものを生かす方向となる。

こちらも予想CG。次期Zに搭載されるエンジンは日産久しぶりの自社製ターボエンジン、VR30。北米のインフィニティQ50やQ60に積まれているV6、3Lツインターボで、Zでは405㎰と305㎰の2つの仕様が用意される

■ガソリン仕様のみ、後輪駆動のみ! これぞ「Zらしさ」

 エンジンはQ60と同様のVR30、V6、3Lツインターボを搭載する。Q60と同じくハイパワーバージョンとスタンダードバージョンを用意し、パワースペックは405ps/48.4kgmと305ps/40.4kgmの2種類となる。

2016年1月に発表されたインフィニティQ60(日本未導入)。次期フェアレディZはこれをベースに開発が進められるという

 VR30エンジンは久々の日産オリジナルの新開発ターボユニットで、新型のタービンスピードセンサー、インタークーラーシステム、電動アクチュエーターなどを採用してパワー、レスポンス、燃費性能を向上させているもの。

 なお、今のところハイブリッドを搭載する計画は確認されていないという。

 トランスミッションは7ATと6MTが用意され、サスペンションはフロントがダブルウィッシュボーン、リアがマルチリンク。FRのみの設定で、5つの走行モードを切り替えられる電子制御サスペンションや電気信号でタイヤを動かすダイレクトアダプティブステアリングなどが採用されるという。

 このあたりの技術内容はQ60とほぼ同様で、あとは「Zらしさ」の味付けをどう加えていくかの問題となる。

 それだけにスタートすれば開発自体は意外と早く、来年の秋くらいにはプロトタイプモデルを公開することができそうだ。

 来年といえば(隔年開催の)東京モーターショーが開かれる年。当然、間に合えばコンセプトモデルとして公開することはできるだろうし、遅くとも2020年初頭のデトロイトショーに出展する計画は立てているはずだ。

 現時点で価格を正確に予測するのは難しいが、Q60の北米での価格なども参考にしつつ考えると、305psのスタンダード仕様が約600万円、405psのハイパワー仕様が約700万円というあたりが妥当な線となりそうだ。

 もう少しフレンドリーな価格も期待したいものだが、開発が始まったことが何よりの朗報。名車、フェアレディZの歴史は続いていく!

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