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ニューモデル 2018.2.9

長期テスト ホンダ・シビック・タイプR(1) 第一印象は

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もくじ

ー シビック・タイプR 先代からどう変わる?
ー 「コンフォート」「スポーツ」「R」
ー 気になる「ブレーキ鳴き」今後の課題
ー テスト車について
ー 追加した装備一覧
ー テストの記録

    WRX STIとシビック タイプRをサーキットでガチ対決させる

シビック・タイプR 先代からどう変わる?

先代シビック・タイプRがわれわれの元を去ってからまだ2年も経っていない。メーカーのモデルサイクルから考えれば非常に短い時間だが、ホンダには新型のホットハッチを早々と市場に送りだす理由があったのだ。

タイプRは、通常の新型シビックと並行して開発していた。これにより通常はベースモデルよりも遅れて開発されるタイプRにとって必要な土台をベースモデルに取り入れることができ、素早い開発が可能になったのだ。

新型とはいうものの、先代のFK2シビック・タイプRとそれほどかけ離れてはいない。2ℓのターボ付きVTECを横置きし、6速マニュアル・ギアボックスを介してLSDを装備した前輪のみを駆動する。最大出力は先代の310psから320psへと向上したが、最大トルクは40.8kg-mのまま変わっていない。

しかし蓋を開けてみれば、ハンドリングを改善するために大きな改良が加えられていた。先代よりも低く、幅広く、高剛性化するために新しいプラットフォームを採用しただけでなく、トーションビームのリアサスペンションをマルチリンク式に置き換えてアダプティブ・ダンピング・システムも採用した。

新型プラットフォームの採用は、内装にも影響を与えている。

「コンフォート」「スポーツ」「R」

新型プラットフォームの採用は、内装にも影響を与えている。

燃料タンクが運転席の下から後部座席の後ろに移動したため、よりホットハッチらしく着座位置を下げることができたのだ。また、19インチのホイールと235/35サイズのタイヤを履いていた先代に対して、このクルマは20インチのホイールと245幅のタイヤを履きこなせるようになった。

ただし、より大きく幅広いタイヤは運動性能には有利だが、乗り心地にはどう影響するだろう?

わたしはAUTOCARのチーフフォトグラファーとして、毎日、長距離を走るため、走りの楽しさはもちろんだが快適さも重視している。

この点こそが先代と現行のシビック・タイプRの違いであった。先代は「標準」と「R」の2モードしかなかったのに対して、この新型は3つのモードを備えている。

ダッシュボード上の赤いボタンによって「R」を選択すると、最大11個の項目が全て硬められるのだ。しかし、この「R」モードは英国の道路では硬すぎて不快であった。

そんな声もあがったのだろう。ホンダは顧客のクルマ好き達の声や他のホットハッチを研究し、この新型シビック・タイプRに「コンフォート」モードを与えた。

これによりステアフィールや減衰力、スタビリティー・アシスト、トラクション・コントロール、スロットル・レスポンスなどがマイルドな設定となる。それと同時に、標準の「スポーツ」モードや「R」モードがより刺激的なセッティングとなっている。

これからの数カ月間でこのホットハッチの幅広いセッティングを試していきたいと思う。

いったい、このクルマは本当にスーパーカーに匹敵する速さと、わたしが整体に電話しなくても済むほどの快適性を両立できているのだろうか?

気になる「ブレーキ鳴き」今後の課題

以前テストした2016年型のシビック・タイプRと同じく、今回もGTグレードを選択した。これは2000ポンド(31万円)の追加で、ブラインドスポット警告や、パーキング・センサーや、自動防眩ミラーや、デュアルゾーンの空調などの長距離ドライブに適した装備が加わる。

これらの装備による重量増加の影響で、GTグレードは0-100km/hの加速が標準モデルに対して0.1秒遅くなっている。もちろん5.7秒と5.8秒の差に難癖をつける気はなく、とても速いということに変わりはない。

装備が満載のGTグレードを選択した他は、有償オプションとしてパールブラックの外装色を選択した。英国では黒は以前の白のように人気の色らしい。写真家のクルマらしく綺麗に保つよう心がけたい。

確かにこれは目立つクルマだが、それとは別にラッシュアワーの渋滞時にブレンボ製ブレーキが大きな音を立て、通行人の視線を浴びるはすでに気づいている問題。

これはただ単に新車特有の問題なのか、より深刻な問題のサインなのか、それともタイプRのパフォーマンスを実現するためには仕方のないことなのかは、まだわからない。

この点についてはしばらく注意をしてみるが、それよりも渋滞で時間を無駄にするのではなく、より走りやすい道でこのホットハッチの走りを試してみたい。

テスト車について

モデル名:ホンダ・シビック・タイプR GT 2.0 VTEC ターボ
新車価格:3万2995ポンド(514万円)
テスト車の価格:3万3520ポンド(522万円)

追加した装備一覧

■パールブラック外装色 525ポンド(7万9000円)
テストの記録

燃費:8.8km/ℓ
故障:無し
出費:無し

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(AUTOCAR JAPAN スタン・パピオール)

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