チタニウム製 年内にシロンで初採用
ブガッティは、世界初の3Dプリント造形によるブレーキキャリパーを開発している。本年末を目処に、シロンに搭載される予定だ。
『ブガッティ・シロン用 超高剛性ブレーキキャリパー』すべての画像をみる
キャリパーは、出力400Wのレーザーで成形されたチタニウムのモノブロックでできている。チタニウム粉末を2213層も積層させて、摂氏700度で45時間にわたり焼結。
同社によれば、キャリパーの全長は生産車として最長の41cm。重量は2.9kgに抑え、現在採用しているアルミニウム製のものと比較して2kgの軽量化に成功したという。軽くなったにもかかわらず、強度を高めたのが特徴だ。
VWグループ 3Dプリント技術を共有
こうした技術は、モータースポーツや航空産業で培われたもので、それが3Dプリンターによって製造可能となった一例である。
ブガッティの開発部門を率いるフランク・ゴッチェによれば、こうしたノウハウはフォルクスワーゲン・グループ全体にも広めていく可能性があるという。
「わたくし共のプロジェクトの成果をどのブランドであっても使用できます。それこそが、グループ内におけるブガッティの役割なのです」
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