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ニューモデル 2017.12.9

ウルス発表記念 ランボルギーニの4WD回顧録 前編

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ランボルギーニ2R DT(1962年)

期待したクルマとは違うかもしれないが、これぞ元祖4WDランボ。1962年に登場したトラクターの2R DTこそ、彼らが初めて四輪駆動を採用したプロダクトだ。エンジンは空冷の2194cc。フェルッチオ・ランボルギーニがトラクター事業で財を成し、スーパーカービジネスを志すことになる経緯を考えれば、これらの農耕機械が今の猛牛たちのルーツだとしても過言ではない。

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ランボルギーニR340 DT(1966年)

空冷3気筒、しかもディーゼルなんて、とてもサンタアガタのイメージにはそぐわないが、トラクターであれば話は別。先に紹介した2R DTや、このR340 DTに搭載された。そしてもうひとつ、われわれが知るランボルギーニらしからぬダウンサイジングも、1970年に実施。R240 DTに採用されたのは、1.9ℓ空冷2気筒・40psだった。

ランボルギーニ・チーター(1977年)

四駆ランボのルーツといえば、これを思い浮かべるのではないだろうか。フェルッチオは自動車部門の株式を、1971年にジョルジュ-アンリ・ロゼッティへ51%、74年にはレネ・レイマーへ49%売却。それから間もなく、米MTI社の要請で軍用車輛の開発に着手する。クライスラー製5.9ℓV8をリヤミドに積み、3段ATを組み合わせたそのプロトタイプが、77年のジュネーブで公開されたチーターだ。

ランボルギーニ・チーター(1977年)

チーターの設計は、フォードが同じく軍用に開発を進めたXR311に範をとった、もっとストレートに言うなら模倣したもの。それを手掛けたのはMTIだったが、フォードに訴えられても文句を言えないようなものだったが、幸いにもそうした事態には陥らなかった。

ランボルギーニLM001(1981年)



チーターにはシリア軍が興味を示していたが、1978年8月にランボルギーニは倒産。軍用車両プロジェクトも凍結されるが、80年に開発を再開。LM001(ランボルギーニ・ミリタリア1号車)として81年のジュネーブで公開される。エンジンはクライスラーの5898ccV8で、最高出力は185psだった。

ランボルギーニLMA(1982年)

LM001の翌年、LMAと名を変えて再登場したそれは、設計も大幅変更。車名のA(アンテリオーレ)はエンジン搭載位置がフロントであることを示し、民生用を想定したそれは自社製4.75ℓV12を積んだ。このほか、3.6ディーゼルのLM003、パワーボート用の7.3ℓV12を積んだLM004なども構想されたが、量産化されることはなかった。

ランボルギーニLM002(1986年)

そして、ランボルギーニ初の量産4WD乗用車が誕生したのは1986年。車名はLM002となったが、一般には単にLMと呼ばれる。

ランボルギーニLM002(1986年)

エンジンはカウンタックQV用の5167ccV12で、搭載位置はフロント。ウルスの源流ともいえるモデルで、これまでランボルギーニがカタログに掲載した、唯一の四輪駆動SUVである。生産は1991年まで行われた。

ランボルギーニ・ディアブロVT(1993年)

LM002の生産終了から2年。サンタアガタ初の4WDスーパーカーが登場する。VTとはビスカス・トラクションの略で、その名の通りビスカスカップリング式センターデフを用いる。後輪のグリップが失われると、前輪へ最大25%の駆動力を配分する。四駆化が想定されたカウンタック以来のパワートレイン設計が活きるモデルだ。

ランボルギーニ・プレミアム1050(1995年)

トラクター部門は1971年にフィアットへ売却され、73年にはトラクター大手のSAMEがこれを買収する。この巨大グループは、1990年代にランボルギーニのブランドイメージを強く打ち出したラインナップを設定。そのモデルレンジには、レーシング/アジャイル/スプリント/チャンピオン、そしてプレミアムと、およそ農業機械とは思えないネーミングがされた。このプレミアム1050は、104ps/38.7kg-mの4.0ℓ4気筒ディーゼルを積む。オプションでV12ユニットを積む、わけはない。


ランボルギーニ・ザガート・ラプター(1996年)

みんなと同じディアブロVTでは満足できないと考えたスイスのボブスレー王者のアラン・ウィッキは、ザガートにモディファイを発注。そうして生まれたのが、このラプターだ。1996年のジュネーブで発表されると、購入希望者が550名も現れたが、結局はワンオフに終わった。

ランボルギーニ・ユーリエ・プレグンタ(1998年)

ディアブロはそのままでも人気モデルだったが、フランスのコーチビルダーであるユーリエは改善の余地を見出した。そうして造り上げたのがこのプレグンタだ。車名はスペイン語で疑問を意味する。多くのひとびとは、なんでわざわざデザインを改悪したのか疑問を感じたことだろう。

ランボルギーニ・ムルシエラゴ(2001年)

アウディ傘下に入ったランボルギーニが新開発したV12スーパーカーは、4WDオンリーのラインナップとなった。9年間で4099台が生産されたムルシエラゴは、580psで始まり、最終的には670psまで発展した。

ランボルギーニ・ガヤルド(2003年)

サンタアガタ最大のヒット作となったガヤルドは、500psの5.0ℓV10を搭載して登場。4WDにより、この莫大なパワーをきっちり路面へ伝えた。後に後輪駆動版も追加されたが、ラインナップのメインとなったのは四輪駆動版より出力はわずかながら低く設定された。

ランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスター(2004年)

オープントップのラインナップはそう多くなかったランボルギーニ。エントリークラスでは1976年のシルエットと後継のジャルパをタルガトップ式に仕立てたが、V12モデルでは95年のディアブロ・ロードスターが初めて。その流れを汲むムルシエラゴのオープンモデルは、04年に登場した。

ランボルギーニ・ガヤルド・スパイダー(2006年)

ガヤルドのオープン版は2005年、コンセプトSとして発表され、翌年には量産仕様が登場した。Sが示唆したようにスパイダーを名乗ったそれは、同年に改良を受けたクーペとともに、520ps仕様のV10を積んだ4WDモデルだ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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