もくじ
ー打倒カイエン 新型SVRはどんなクルマ?
ー燃費問題を払拭 PHEVモデル登場
ー価格発表 SVRは約1500万円
打倒カイエン 新型SVRはどんなクルマ?
大幅に改良されたレンジローバー・スポーツがLAモーターショーでアンヴェールされた。10月にロンドンで関係者向けに発表されて以降、初めての一般公開となる。
新型はデザイン変更にくわえ、
・新パワートレインの導入
・インテリアの見直し
が行われた。その目的は、新型カイエンとマーケットを争うことだ。
フルモデル・チェンジを2020年に控え、今回のモデルライフ中間でのフェイスリフトでは、ホットなSVR(写真青)とプラグイン・ハイブリッドモデルの導入がトピックとなっている。
新たなフラッグシップ、レンジローバー・スポーツSVRのスペックは、
最高出力:575ps(従来型比25psアップ)
最大トルク:71.3kg-m
0-100km/h加速:4.5秒(同0.2秒マイナス)
となっている。F-タイプSVRと同じ5.0ℓV8スーパーチャージド・ガソリンエンジンは、従来型よりも25psのパワーアップを果たした。
燃費問題を払拭 PHEVモデル登場
燃費と排出ガスに対するこれまでの批判に向き合うべく、ランドローバーは「P400e」というプラグイン・ハイブリッドを導入する。
このクルマは、先月ジャガー・ランドローバーが「2020年から全車に電動化仕様を設定する」と宣言して以降、初めて発表される電動化モデルでもある。
・2.0ℓ4気筒インジウム・ガソリンエンジン(300ps)
・電動モーター(116ps)
・燃費:35.8km/ℓ(欧州複合サイクル)
・CO2排出量:64g/km
・EVモード航続可能距離:50km
システム統合出力404psのフルタイム4WDモデルであり、0-100km/h加速は6.7秒、最高速度は220km/hに達する。
最も売れ筋となるV6ディーゼル車の燃費は14.3km/ℓ、CO2排出量は185g/kmとなっている。
価格発表 SVRは約1500万円
P400eには、ふたつのドライビング・モードを用意。
パラレル・ハイブリッド・モードは、エンジンとモーターを組み合わせて、バッテリー・チャージ重視/燃費重視のどちらかを選択できる。燃費を最大限に高める場合には、GPSの標高データを利用してモーターとエンジンの切り替えを最適化するという。
また、専用の家庭用ウォール・ボックスを利用すると、完全充電にはわずか2時間45分しか掛からない(標準充電の場合は7時間30分)。
2.0 SD4ディーゼル(240ps)を積むエントリーモデルの英国価格は、6万1315ポンド(929万円)。P400eは7万800ポンド(1073万円)。SVRは9万9680ポンド(1510万円)。発売は2018年初頭である。
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