現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ディーゼル輸入車 日本市場で定着 「2017年10月に売れたインポートカー」

ここから本文です

ディーゼル輸入車 日本市場で定着 「2017年10月に売れたインポートカー」

掲載 更新
ディーゼル輸入車 日本市場で定着 「2017年10月に売れたインポートカー」

Q:10月の日本市場における輸入ディーゼル乗用車の販売比率は?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)A:全登録台数の21.7%と高いレベルを継続

10月の新車販売が12カ月ぶり前年割れ、軽がトップ3に 「2017年10月に売れた日本車」

欧州におけるディーゼル不正問題の影響は、現時点では限定的といえそうだ。クリーンディーゼル乗用車の減税が続いている、燃費が比較的いい、低中速トルクが太くて乗りやすい、車種ラインナップが増えている、といったことが好調の要因という。

外国メーカー車の新規登録台数 3カ月連続でプラス

輸入車の新車販売は好成績を維持する。10月の外国メーカー車の新規登録台数は、

・前年同月比7.5%増の2万902台

と3カ月連続での前年超えを達成。日本メーカー車含でも同1.1%増の2万3737台と、3カ月連続でのプラスを成し遂げる。登録車に占める輸入車のシェアは9.0%と、10月としては過去最高を記録した。


輸入車市場の動きについてJAIA関係者は「10月の外国メーカー車の販売は好調をキープするメルセデス・ベンツやBMWに加え、フォルクスワーゲンとアウディが復調。また、ドイツ以外のブランドも好成績を記録し、全体として台数を押し上げた。価格帯別では

・400万円以上1000万円未満:前年同月比23.3%増
・1000万円以上:同11.9%増と好調を維持
・ボリュームゾーンの400万円未満:同1.8%減のマイナス

となった。カテゴリーではSUVモデルの人気が依然として高い。ディーゼル車の販売も堅調で、全登録台数の21.7%と高レベルを続けている」と解説。今後の展開については「SUVモデルを中心に受注は旺盛なので、輸入および車種ラインアップがより拡充すればプラスを維持できる可能性が高い。年末のボーナス商戦に向けて、販売キャンペーンも活発化する見込み」と分析した。

2017年10月「インポートカー」新規登録ランキング

車名別インポートカー新規登録台数 (乗用車、貨物、バス合計)

日本自動車輸入組合 1月からの累計台数順1位 メルセデス・ベンツ 4559台
2位 BMW 3687台
3位 フォルクスワーゲン 3446台
4位 アウディ 1975台
5位 BMWミニ 1774台
6位 日産 319台
7位 トヨタ 1652台
8位 ボルボ 1062台
9位 ジープ 702台
10位 プジョー 572台

11位 ルノー 352台
12位 ポルシェ 451台
13位 フィアット 404台
14位 スズキ 483台
15位 スマート 284台
16位 三菱 174台
17位 ランドローバー 253台
18位 シトロエン 363台
19位 ジャガー 126台
20位 アバルト 144台

M・ベンツ 32カ月連続で首位

外国メーカーの10月のブランド別成績では、前年同月比0.4%増の4559台の新規登録を達成したメルセデス・ベンツが32カ月連続でのトップに輝く。第2位には同9.7%増の3687台を記録したBMWが5カ月連続で位置。第3位には同14.9%増(3446台)と3カ月連続でプラスを記録したフォルクスワーゲンが、第4位には同2.8%増(1975台)とプラスに転じたアウディが入った。

ドイツ4巨頭以外では、BMWミニが同6.0%増(1774台)、ボルボが同25.7%増(1062台)、ジープが同3.1%増(702台)、プジョーが同4.8%増(572台)、フィアットが同11.6%増(404台)、シトロエンが同148.6%の大幅増(363台)、スマートが同30.3%増(284台)、ランドローバーが同84.7%増(253台)、アバルトが同20.0%増(144台)、シボレーが同25.0%増(70台)と好成績を達成。高級スポーツカーブランドの販売も堅調で、フェラーリが同61.1%増(58台)、ランボルギーニが同65.2%増(38台)、アストン マーティンが同257.1%の大幅増(25台)を成し遂げる。日本ブランドでは、トヨタがハイラックスの新規導入などの効果で同24.9%増(1652台)、ホンダが新型NSXや新型シビックなどの導入で同6800%の大幅増(207台)を記録。出荷停止の日産は、同76.0%減(319台)と大きく数字を落とした。

こんな記事も読まれています

進化のテーマは「人間中心」! トヨタが「カローラ」、「カローラ ツーリング」、「カローラ スポーツ」の新型モデルと特別仕様車を発売
進化のテーマは「人間中心」! トヨタが「カローラ」、「カローラ ツーリング」、「カローラ スポーツ」の新型モデルと特別仕様車を発売
バイクのニュース
トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場
トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場
くるまのニュース
【ミサノE-Prix】ダ・コスタ失格、ローランドが繰り上げ優勝…フォーミュラE 第6戦
【ミサノE-Prix】ダ・コスタ失格、ローランドが繰り上げ優勝…フォーミュラE 第6戦
レスポンス
元リトル・ミックスのジェシー・ネルソンが世界に1台だけのメルセデスAMG「G63」をオーダー! 強烈なマンダリンオレンジの内装がゴージャスすぎです
元リトル・ミックスのジェシー・ネルソンが世界に1台だけのメルセデスAMG「G63」をオーダー! 強烈なマンダリンオレンジの内装がゴージャスすぎです
Auto Messe Web
EVの充電、放電をより身近なものへ~ニチコンの「V2Hシステム」とは~
EVの充電、放電をより身近なものへ~ニチコンの「V2Hシステム」とは~
Webモーターマガジン
「ゴツい~!」 新ランクルじゃない「ランドスケープ」発売! 新型「RS LANDSCAPE」初公開! ゴツいCROWNの反響は? 車高UP&オシャ内装も設定
「ゴツい~!」 新ランクルじゃない「ランドスケープ」発売! 新型「RS LANDSCAPE」初公開! ゴツいCROWNの反響は? 車高UP&オシャ内装も設定
くるまのニュース
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「タイの次世代自動車市場:Bangkok International Motor Show 2024取材レポート」
【セミナー見逃し配信】※プレミアム会員限定「タイの次世代自動車市場:Bangkok International Motor Show 2024取材レポート」
レスポンス
【KTM】今年も RC 390ユーザーの全日本ロードレース選手権 JP250クラス参戦をサニーモトプランニングがサポート
【KTM】今年も RC 390ユーザーの全日本ロードレース選手権 JP250クラス参戦をサニーモトプランニングがサポート
バイクブロス
VASTLAND の「TC ポップアップシールド」に新色ブラックが登場!
VASTLAND の「TC ポップアップシールド」に新色ブラックが登場!
バイクブロス
謎の「首都高8号線」まもなく消滅!? そもそもどこ?「地図に無い謎の路線」なぜ生まれたのか あと10年ほどで廃止の理由は
謎の「首都高8号線」まもなく消滅!? そもそもどこ?「地図に無い謎の路線」なぜ生まれたのか あと10年ほどで廃止の理由は
くるまのニュース
日産、建設中のEV車用全固体電池パイロット生産ラインを公開 横浜工場に敷設
日産、建設中のEV車用全固体電池パイロット生産ラインを公開 横浜工場に敷設
月刊自家用車WEB
買って損なし! 現行フォレスターは登場から5年も年々熟成!! 他メーカーとは違う販売戦略って?
買って損なし! 現行フォレスターは登場から5年も年々熟成!! 他メーカーとは違う販売戦略って?
ベストカーWeb
クルマの事故の30%は駐車場内! 愛車を危険にさらさないために誰でもできる「駐車対策」6つ
クルマの事故の30%は駐車場内! 愛車を危険にさらさないために誰でもできる「駐車対策」6つ
WEB CARTOP
「免許失効しちゃった!」実は6か月以内ならなんとかなる 完全アウトを回避する方法とは
「免許失効しちゃった!」実は6か月以内ならなんとかなる 完全アウトを回避する方法とは
乗りものニュース
中国車を締め出す欧州! しかし「イタリア」は工場誘致に積極的、その理由とは
中国車を締め出す欧州! しかし「イタリア」は工場誘致に積極的、その理由とは
Merkmal
トヨタ車体の富士松工場、17日から稼働再開 生産工程確認が完了 ノア・ヴォクシー・アルファードなどを生産
トヨタ車体の富士松工場、17日から稼働再開 生産工程確認が完了 ノア・ヴォクシー・アルファードなどを生産
日刊自動車新聞
ワインセラーのようにクルマを保管、「No Garage, No Life」な愉しみ方…オートモビルカウンシル2024
ワインセラーのようにクルマを保管、「No Garage, No Life」な愉しみ方…オートモビルカウンシル2024
レスポンス
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 顔が「斬新フェイス」にチェンジ! 「レクサス」級にカッコイイ「コンパクトSUV」約405万円から 比で登場
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 顔が「斬新フェイス」にチェンジ! 「レクサス」級にカッコイイ「コンパクトSUV」約405万円から 比で登場
くるまのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8690.0万円

中古車を検索
ハイラックスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

407.2477.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

69.8690.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村