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アストン マーティン なぜ、潜水艦メーカーと提携? デザイン公開

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アストン マーティン なぜ、潜水艦メーカーと提携? デザイン公開

もくじ

ーアストンが描いた潜水艦 デザイン発表
ートリトン どんな会社?
ー「アストン マーティン・コンサルティング」とは?

自動車のエンブレム、どういう由来? イギリス・メーカー編

アストンが描いた潜水艦 デザイン発表

アストン マーティンは、世界的に知られる潜水艇メーカーであるトリトン・サブマリーンズLLC(米国・フロリダ)と、製品開発に関する業務提携を結んだ。


「プロジェクト・ネプチューン」というコードネームが付けられたこのベンチャープログラム。

・トリトン:潜水艇の開発、操縦面でのノウハウ
・アストン:デザイン、素材選び、クラフトマンシップ

こうした2社のストロングポイントを融合するものだとされている。

アストン マーティン・コンサルティングが監修するこの提携プロジェクトは、少量限定生産の潜水艇のデザインコンセプトを生み出した(2枚のイメージ図参照)。高い評価を受けているトリトンの3人乗り「ロープロファイル(LP)」プラットフォームをベースに、アストンの進歩的なデザイン言語を駆使した新しい潜水艇になるのだという。

それでは、トリトン・サブマリーンズLLCについても確認しておこう。



トリトン どんな会社?

トリトンは、研究者、冒険者、大型高級ヨットオーナーに向けた潜水艇のデザイン、製造、操縦の面でノウハウを蓄積してきたメーカーだ。L・ブルース・ジョーンズとパトリック・レイヒによって創立された同社のスタッフは、世界で最も安全で高性能で、深くまで探索できる潜水艇の製造を行っている。


そしてアストンのマレク・ライヒマンと彼の率いるデザインチームが、今回、そのトリトンのコンパクトなLPプラットフォームから、美しいプロポーションを備えた潜水艇を創造した。

「プロジェクト・ネプチューンの最重要ポイントは、スマートでエレガントなエクステリアです。わたくし共は、ハイパーカーのアストン マーティン・ヴァルキリーなどのクルマを手掛けた時と同様、潜水艇のプロジェクトにおいても、デザイン、エンジニアリング、美しさなどに対するひたむきな取り組みを表現した」と、ライヒマンは述べている。


また、トリトン・サブマリーンズLCCの社長であるパトリック・レイヒは、次のように語っている。「アストン マーティンは、常にわたくし共の称賛の対象でした。テクノロジー、エンジニアリング、時代を超えたエレガントなデザインに対する、弛まぬ情熱を意味するブランドです。事業を共にするのは初めてですが、相性はとても良いと思いますし、アストン マーティンに対する尊敬の念は、このエキサイティングなプロジェクトで、実を結んでいくことになるでしょう」



「アストン マーティン・コンサルティング」とは?

なお、この提携に関連して名前が出てきた「アストン マーティン・コンサルティング」についても紹介しておこう。この組織の役割は、アストンのクオリティを損なうことなく、ブランドの本質をエキサイティングな新プロジェクトに盛り込むこと。そのため、今回のように選ばれた業界に対し、デザイン、エンジニアリング、製造面でのサービスを提供していく立ち回りを担当する。


アストン マーティン・コンサルティングのマネージングディレクターを務めるブラッドリー・ヨーク-ビッグスは、本件に関して次のようにコメントしている。「プロジェクト・ネプチューンは、アストン マーティン・コンサルティングのフラッグシップ・プロジェクトです。このプロジェクトを通じて、スポーツカーデザインとクラフトマンシップに関するアストン マーティンのノウハウが、ラグジュアリー世界の他の分野でも有効であることが、明確かつ魅力的な形で証明されることになるでしょう」

自動車分野を超えて、技術革新、美しさ、クラフトマンシップに対する情熱を傾けていきたい。ビッグスの言葉から、そんな意気込みが感じられる。

今回のような提携プロジェクトを通して、さらにブランドの価値を高める好循環を作り出す。これがアストン マーティンの狙いなのだろう。

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