トヨタハイラックスが13年ぶりに日本市場に戻ってくる。
90年代にはワゴンボディの「サーフ」がヒットし、RVブームを盛り上げたトヨタのピックアップトラック、ハイラックス。日本では1968年の初代誕生から6代目モデルが2004年を最後に販売終了して以来、海外専売モデルとなっていた。そんなハイラックスが、今年、この9月に、13年ぶりに日本で復活する。
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発表は9月12日。デビューは少し先なので、トヨタはまだ正式に公表してないが、日本で発売されるハイラックスの情報がいろいろ入ってきているのでお伝えしよう。
文:ベストカー編集部
2017年9月10日号
■カッコいいぞ! このダブルキャブピックアップ4WD!!
今回、日本市場で発売されるのは2015年5月にフルモデルチェンジして、タイで発表された8代目のハイラックスピックアップ。この現行型は世界180以上の国/地域で販売され、昨年の世界販売は53.7万台。過酷な環境にある世界の国々で信頼を得ているランクルのピックアップ版がハイラックスなのだ。
技術面では新開発のフレームと地域に合わせた3種類のサスペンション仕様が設定されている。
海外ではシングルキャブや2WD仕様など、豊富なボディバリエーション、駆動方式が用意されるが、日本に導入されるのはダブルキャブピックアップの4WDのみで、2列シートの5人乗り。タイで生産され、そこからの輸入モデルとなる。
ボディは2004年まで販売されていた6代目ハイラックスよりもふた回りくらい大きく、全長は5mを超えて全幅は1.8m以上にも達する。全長はランクルよりも大きいから、日本では圧倒的な存在感を放つはずだ。
搭載されるエンジンは、2.4L直4ディーゼルターボ(150㎰/40.8kgm)で、トランスミッションは6速ATが組み合わされる。
■価格も判明! お値段、約326万~374万円
日本でのラインアップは、「X」「Z」の2グレード。上級のZグレードは374万2200円で、アルミホイール、メッキグリル&ベストモール、プリクラッシュセーフティ装置、オートレベリング機能付きLEDヘッドランプなどが装備される(標準のXグレードは326万7000円)。
ボディカラーは、ブルーメタリック、ホワイト、ブラック、シルバーメタリック、レッドメタリックの5色。
販売店はトヨタ店の専売で、8月上旬時点の事前予約だと10月頃の納車になる見込み。オーストラリアで販売しているハイラックスにはスポーツ仕様のTRDカスタムも発売しているので、ぜひこちらも設定してほしいぞ!
■かつて日本でも隆盛を極めたピックアップの世界
ハイラックスは13年ぶりの日本発売となったわけだが、かつてはそのほかのメーカーからもピックアップトラックは発売されていた。
ダットサントラックの流れを汲むダットサンピックアップは1970年代から2002年まで日本で販売。そのほか、いすゞのファスターやロデオ、マツダのプロシードなどのピックアップも登場。一番最近発売されたのは、タイからの輸入車の三菱トライトンで2005年に登場したが、2011年に日本での販売を終了した。
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