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自動車のエンブレム、どういう由来? 日本メーカー編

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自動車のエンブレム、どういう由来? 日本メーカー編

もくじ

ーマツダのエンブレムの由来
ー三菱のエンブレムの由来
ー日産のエンブレムの由来
ーインフィニティのエンブレムの由来
ースバルのエンブレムの由来
ートヨタのエンブレムの由来

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マツダのエンブレムの由来

社名は創業者の松田重次郎に因むが、スペルは英文的に見せる狙いもあり、ゾロアスター教の最高神であるアフラ・マズダーから取られた。

この宗教の起こりは紀元前の中央アジアで、マズダーとは「智恵」を意味するとされる。

エンブレムは幾度かの変更を受けたが、現在のそれは1996年に導入。太陽を象徴する楕円と、頭文字のMを象っている。さらに、自由な表現のシンボルである拡げた翼にも見えるデザインだ。

三菱のエンブレムの由来

みっつの菱型が並んで三菱、というのは日本人にはおなじみだが、英語圏などではミツビシの名は不思議な響きだ。

まず「みつ」という数詞、それに続く「ひし」が「びし」と音を濁らせること。さらには植物の「菱」が、ダイヤモンドや菱形を表すこと。人名や既存の固有名詞に由来する社名よりエキゾティックに思える。

そのスリーダイヤモンド・マークは、三菱グループの礎を築いた岩崎弥太郎の発案で、岩崎家の三階菱と、かつて仕えた土佐山内氏の三葉柏を組み合わせたと言われる。

日産のエンブレムの由来

日本産業の略号が社名のルーツ。かつては日の丸を想起させる赤い円に組み合わせた青い帯の中に社名を記していたが、1990年代に現在のシルバー単色へ変更された。

かつて海外向けにはダットサンの称号を用いていたが、これは日産の礎となったメーカーのうちのひとつ、快進社が用いていたもの。

支援者3人の頭文字と「脱兎」をかけたDATに、「息子」を意味するSONを組み合わせていたが、のちに「損」を思わせるスペルを嫌い「太陽」のSUNに置き換えられた。

せっかくだから、インフィニティのエンブレムも見てみよう。

インフィニティのエンブレムの由来

中央の三角形がキモで、これにはふたつの意味が込められている。ひとつは未来へ向けて伸びるハイウェイ。

ブランド設立の計画時には「ホライズン(地平線)」というコードネームで呼ばれていたが、エンブレムもはるかな地平へ続く道をイメージしているというわけだ。

もうひとつは富士山で、言わずと知れた日本の象徴にして最高峰である。

スバルのエンブレムの由来

第二次大戦後、旧航空機メーカーなど5社が、合弁で発足した新会社を存続会社として合併したのが富士重工業。そのブランド名として導入されたスバルは、この6社を昴ことプレアデス星団の六連星になぞらえたものだ。

もちろん、エンブレムのモチーフも昴だが、大きな星が富士重、小さな5つが参集した5社を表す。2017年4月から、スバルが正式に社名となったのはご存知の通りだ。

トヨタのエンブレムの由来

1989年の初代セルシオ登場と合わせて導入されたこのエンブレムは、顧客と会社のハートを表すふたつの楕円を重ねて頭文字のTを構成することで、相互の信頼とウィン・ウィンな関係を表現。

外側の大きな楕円は、それを包む世界を示す。太さが一定でないのは、日本の書道の美と文化を反映したものだ。さらに、空白部分は顧客に伝えるべき価値が無限に広がっていることを暗示。

その価値とは、卓越した品質/期待を超える価値/クルマの歓び/革新性/安全・環境・社会への誠実さ、の5つだと説明されている。

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