イギリスの高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンは、イタリアのカロッツェリア、ザガートとのコラボレーション作品となる「ヴァンキッシュザガート スピードスター」(写真2-3枚目と5-8枚目)と「ヴァンキッシュザガート シューティングブレーク」(写真4枚目)を披露した。
アストンマーティンとザガートの協業は「DB4 GTザガート」が登場した1960年代から続いている。最近では2016年に「ヴァンキッシュザガート クーペ」および「ヴァンキッシュザガート ヴォランテ」(写真9-22枚目)が発表されており、今回の2台はそのヴァンキッシュザガートシリーズのバリエーションのひとつとして、異なるボディ形状を採用したモデルとなる。
スピードスターは、“スピードハンプ”と呼ばれる車体後部のコブ状のふくらみ(バットレス)が特徴。これにより同じくオープントップのヴォランテとも異なる独特のシルエットを形成するとともに、ザガートの伝統的なデザインである“ダブルバブル”ルーフをイメージさせるデザインとなっている。
一方のシューティングブレークは近年、欧州のプレミアムモデルにおいてひとつのデザイントレンドとなっている、クーペとステーションワゴンを融合したシューティングブレークスタイルを、ザガート流に表現したもの。ルーフはやはり“ダブルバブル”タイプの形状とし、電動式テールゲートを組み合わせることで利便性を兼ね備える。内装は「Z」モチーフのキルティングやオプションで用意されるフル・アニリンレザー、さらにリアキャビンまでを豪華な仕立てとするなど全体にこだわりを貫いている。
いずれのモデルもボディパネルはすべてカーボンファイバー製で、特徴的な“ブレード”テールライトやフロントグリルとリアのベントメッシュにあしらわれる「Z」モチーフなど、ザガートならではの特徴が盛り込まれている。
エンジンはシリーズに共通するV12エンジンを搭載し、最高出力600psを発生。これにタッチトロニックIII(ZF製8速オートマチック)トランスミッションを組み合わせる。
生産は2018年に開始される予定で、生産台数はスピードスターが28台限定でこちらはすでに完売、シューティングブレークは99台限定となっている。
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