アクティブサスペンション
完全アクティブ制御のエレクトロメカニカル・サスペンションは、個々のホイールを独立制御して、道路状況に的確に対応するシステムだ。
スパイダーマン新作トレイラ― 次期「アウディA8」の自動運転をプレビュー
フロントカメラからのデータをもとに、システムは道路の凹凸を検知して、事前にアクティブサスペンションを調整。
アウディが開発したプレビュー機能により、クルマがその凹凸に到達する前にアクチュエーターに適切なストローク幅を伝えて、積極的にサスペンションを制御する仕組みだ。
1000分の数秒で 凹凸を吸収
このプロセスに要する時間は、わずか1000分の数秒に過ぎない。
カメラから届けられる路面情報は毎秒18回に達し、これをエレクトロニックシャシープラットフォーム(ECP)が分析処理して、ほぼリアルタイムで、すべてのサスペンションコンポーネントをコントロールする。
これにより、コーナリング中のロールや、制動および加速時のピッチングが徹底して抑え込まれるという。ドライバーは車両を完璧にコントロールでき、リアシートの乗員も仕事を邪魔されることはないのだ。
衝突時のボディリフト機能って?
さらに安全面では、アウディプレセンス360°、セーフティシステムとの組み合わせで、衝突の可能性をいち早く検知するのが特徴だ。
・25km/h以上で走行中
・側面衝突が避けられないと判断された場合
サスペンションのアクチュエーターを稼働させて、0.5秒以内に衝撃を受ける側のボディを最大80mm持ち上げる。
その結果、サイドシルやフロアの構造体など、強度の高い部分でダメージを吸収することが可能になる。ボディをリフトしない場合と比べて、乗員にかかる衝撃の負荷を、最大50%低減させるという発想だ。
アウディA4より、小回りが得意?
「ダイナミックステアリング」と「後輪ステアリング」を組み合わせた革新的コンセプトである「ダイナミックオールホイールステアリング(4輪操舵)」により、敏捷性と安定性という、相反する目標も同時に達成した。
アウディによれば、ステアリング特性はスポーティかつダイレクトで、さらに高いレベルの操縦安定性も確保するという。
なんと回転半径は、アウディA4よりも小さいというから驚きだ。
新型A8は、7月11日にバルセロナで開催される「アウディサミット」で、ワールドデビューを飾る。
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