現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【新型スバルXV詳細解説】車高の低いインプレッサに迫るハンドリングと乗り心地

ここから本文です

【新型スバルXV詳細解説】車高の低いインプレッサに迫るハンドリングと乗り心地

掲載 更新
【新型スバルXV詳細解説】車高の低いインプレッサに迫るハンドリングと乗り心地

横風や路面アンジュレーションなどの外乱にも強い

次世代プラットフォームのシャーシやサスペンション性能によって、新型XVはハンドリングと乗り心地とのバランスを高いレベルに引き上げている。

【開発陣に直撃】開発メンバーも驚いた! 新型スバルXVに採用した「SGP」の実力

ボディやシャーシの剛性を大幅に高めたことで、曲げやねじれに対するたわみが少なくなり、前後タイヤの応答遅れが少なくなるので、操舵時の遅れや余分な動きが減り、路面のうねりや横風などの外乱に強くなる。そのため、直線道路でも先代に比べ、ハンドル操作角、修正操舵頻度が大幅に減少している。

また、ベースの性能向上に加えてアクティブ・トルク・ベクタリングも標準装備。コーナリングや緊急回避性能での、ステアリングレスポンスの早さと車体の向きが変わる俊敏さもアップした。

インプレッサの16インチタイヤ装着車と新型XVの17インチタイヤ装着車での比較ではXVの方が緊急回避性能が上まわるほどで、先代インプレッサ比では大幅に向上している。

ハンドリング性能だけを尖らせたのではなく、乗り心地面でも振動や揺れの少なさで、車高の高さを意識させない。とくに、リヤサスペンションでスタビライザーの支点をボディにマウントしたことが揺れを素早く収めるのに効いている。これはSGPの特徴のひとつだが、XVでこそより効果を発揮できるという。

さらに、リヤサスペンションの動きを滑らかにするために、XV専用にスプリングの巻き形状を変更して荷重軸をコントロールし、ショックアブソーバーのロワアーム側ブッシュを抉りやすい形状にしてストロークするときのピストンロッドの曲げ力を減らすように改良。

ショックアブソーバーを縮めようとしたときにピストンロッドに横力が加わるとスティック(固着)して、初期の動きが渋くなることを防いで本来の減衰力を発揮させることで、ゴツゴツ感をなくすのが狙いだ。

ジオメトリーの最適化も実施されて、直進時に路面のうねりなどでリヤサスペンションが上下動したときのトー変化を少なくし、うねり通過時にリヤが横に動くような挙動を抑制。高速クルージングも安心して楽しめるようになっている。

こんな記事も読まれています

レクサスが「LC500」「RC F」を販売終了!? ひっそり姿消していた…? 自然吸気V8・2ドアクーペに何が? 英国から欧州、日本に広がるか
レクサスが「LC500」「RC F」を販売終了!? ひっそり姿消していた…? 自然吸気V8・2ドアクーペに何が? 英国から欧州、日本に広がるか
くるまのニュース
[カーオーディオ 逸品探究]アルパインの自信作、「Xプレミアムサウンドスピーカー」の実力は…
[カーオーディオ 逸品探究]アルパインの自信作、「Xプレミアムサウンドスピーカー」の実力は…
レスポンス
ジープ グランドチェロキー SRT8は 圧倒的なオーラを放っていた【10年ひと昔の新車】
ジープ グランドチェロキー SRT8は 圧倒的なオーラを放っていた【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
スズキ「新型スイフト“セダン”」!? 精悍顔「コンパクトセダン」は意外と現実的! 次期型「ディザイア」なCGがスゴイ
スズキ「新型スイフト“セダン”」!? 精悍顔「コンパクトセダン」は意外と現実的! 次期型「ディザイア」なCGがスゴイ
くるまのニュース
「Try, Hyundai EV試乗会 KONA&IONIQ 5」の追加開催決定! 5月11日(土)から4都府県で順次開催
「Try, Hyundai EV試乗会 KONA&IONIQ 5」の追加開催決定! 5月11日(土)から4都府県で順次開催
カー・アンド・ドライバー
スバル伝説のスタイリッシュクーペ「アルシオーネSVX」ってどんなクルマ? 32年前の“右ハンドル仕様”を米国で発見
スバル伝説のスタイリッシュクーペ「アルシオーネSVX」ってどんなクルマ? 32年前の“右ハンドル仕様”を米国で発見
VAGUE
ますます魅力的……ホンダ軽商用バンN-VANが一部改良 Nシリーズ10周年記念車はアウトドアテイスト満点!!!
ますます魅力的……ホンダ軽商用バンN-VANが一部改良 Nシリーズ10周年記念車はアウトドアテイスト満点!!!
ベストカーWeb
トヨタ新型「ランクル250 エアロ仕様」初公開! オシャ&タフな精悍スタイル!? リアスポイラーも設定
トヨタ新型「ランクル250 エアロ仕様」初公開! オシャ&タフな精悍スタイル!? リアスポイラーも設定
くるまのニュース
R34GT-Rはタービン交換に40万円!? 中古で激安の過走行車購入はアリなの? 10年/10万kmのメンテ費用はいくらかかるのか
R34GT-Rはタービン交換に40万円!? 中古で激安の過走行車購入はアリなの? 10年/10万kmのメンテ費用はいくらかかるのか
ベストカーWeb
うおおおお!!!!!!!! やっぱあったじゃん新型マツダ6セダン!!! 待望のFRで高級サルーン爆誕か!?!?
うおおおお!!!!!!!! やっぱあったじゃん新型マツダ6セダン!!! 待望のFRで高級サルーン爆誕か!?!?
ベストカーWeb
スズキ「Vストローム250SX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
スズキ「Vストローム250SX」【1分で読める 国内メーカーのバイク紹介 2024年現行モデル】
webオートバイ
スズキ「スイフト」が英国で圧倒的支持を受ける理由 顧客満足度8度目の1位、信頼性ランキングも2位という揺るぎない実績
スズキ「スイフト」が英国で圧倒的支持を受ける理由 顧客満足度8度目の1位、信頼性ランキングも2位という揺るぎない実績
Merkmal
異次元のSTIモデルだ! 歴代Sシリーズで唯一SがつかないR205の走りがヤバすぎた!!!
異次元のSTIモデルだ! 歴代Sシリーズで唯一SがつかないR205の走りがヤバすぎた!!!
ベストカーWeb
最高のミニバンキャンパーはこれだ! 4人が寝られるトヨタ ノアがベースのキャンパー
最高のミニバンキャンパーはこれだ! 4人が寝られるトヨタ ノアがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
SFドライバーのテオ・プルシェールがインディカー参戦決定。第2戦ロングビーチでマクラーレンから代役出走へ
SFドライバーのテオ・プルシェールがインディカー参戦決定。第2戦ロングビーチでマクラーレンから代役出走へ
AUTOSPORT web
未来のWRC戦士は誰だ? 若武者激突! モリゾウチャレンジカップ第2戦レポート
未来のWRC戦士は誰だ? 若武者激突! モリゾウチャレンジカップ第2戦レポート
ベストカーWeb
プリウスもない! クラウンセダンにもない! 最近フォグランプのあるクルマ減ってない?
プリウスもない! クラウンセダンにもない! 最近フォグランプのあるクルマ減ってない?
ベストカーWeb
宮田莉朋が2度目のWEC出走へ。第3戦スパでレクサスRC F GT3を代役ドライブ
宮田莉朋が2度目のWEC出走へ。第3戦スパでレクサスRC F GT3を代役ドライブ
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220.0295.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

86.0289.5万円

中古車を検索
XVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

220.0295.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

86.0289.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村