レガシィB4に圧倒的な上質さと重厚感を実現したスポルヴィータ
去年発売されたWRX S4スポルヴィータは予定どおり500台を完売し、レヴォーグではSTIスポーツが大人気なことから、今のスバルの上級車種の購入層は特別感のある内装を求めているのが明らかだ。
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そんなスポルヴィータの第二弾として発売されたのがレガシィB4スポルヴィータである。12月12日までの期間限定(300台限定)となっており、スバリストだけでなく上質なセダンを検討しているユーザーにもおすすめしたい。
イタリアに拠点を置く自動車用レザー製品の老舗サプライヤー「マリオ・レヴィ」の高品質本革内装は戦闘的なWRX S4との相性も意外性があって良かったが、本来はB4のようなダンディなサルーンでこそ真価を発揮するのだろう。今のスバルのラインアップのなかでもっとも地味だったB4が、スポルヴィータではグッと存在感を増している。
エクステリアには、フロントグリル、フロントフォグランプカバー、リヤガーニッシュは高艶ベロアメッキ付きとなり、ベースモデルと差別化しつつ高級感をアップ。
足もとは18インチアルミホイールとなり、ブラックハイラスター塗装が施された。
ドアミラーにはエクステリア全体の雰囲気を変える効果の高い加飾としてサテンメッキカバーを装着。ボディカラーを問わず映えるアイテムだ。
タンカラーのイタリアンレザーが織りなす上質なインテリア
インテリアについては、タンカラーの上質な空間が最大の魅力。マリオ・レヴィは革のなめしから縫製まで一貫生産を行なうことで高い品質を実現している。
シートとドアトリムには「カーブキルト」というステッチを波型に並べ、立体感を出す工夫を施すことで独特の陰影を表現しているのが特徴。
さらに、このタンカラーと合わせて、インパネやシフトノブにはピアノブラック調パネルや金属調パネルを採用し、専用インテリアを演出している。その調和によってイタリアンレザーの風合いが引き立ち、B4の高級感を格段に向上させている。
そんなB4スポルヴィータのタンカラー内装を見ると、1995年の東京モーターショーで見た徳大寺有恒さんプロデュースのグランドワゴン・ウッディバージョンの、艶やかなグリーンとタンのレザーシートに度肝を抜かれたことが思い出された。
俺もオッサンになったら、こういうオシャレな内装のクルマに乗りたいと思ったものだが、その念願をかなえてくれるクルマが目の前に……。
最新のレガシィB4に乗ったのは久しぶりだったが、最上級車種の風格に圧倒された。ドアの開閉フィールなどは、下克上で話題の新型インプレッサとはまた質が異なり、重厚感がすごい。
吉永社長をはじめとするスバルの役員が毎日乗るクルマだけに、やはりフラッグシップに恥じない作り込みの良さが随所に感じられる。
300台限定となるレガシィB4スポルヴィータの受注は12月12日まで。特別なB4を手に入れたいならスバルディーラーへ急ぐべし!
■レガシィB4スポルヴィータ 価格:340万2000円
(文:マリオ高野/写真:雪岡直樹)
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