フォルクスワーゲン、北米向けの7人乗りSUV「アトラス」の画像を公開

フォルクスワーゲンは、新型北米向け7人乗りSUV「アトラス」の画像を公開した。アトラスは、11月に開かれるロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされる予定。

この「アトラス」は3年前に発表した「クロスブルー コンセプト」をモチーフとした、北米ではミドルサイズにあたるSUV。プラットフォームはゴルフなどと共通の「MQBアーキテクチャー」を採用するものの、ボディサイズは全長5037×全幅1979×全高1768mmとトゥアレグよりもさらに大柄。デザインは全体的にスクエアなデザインでまとめられているのが特徴だ。

室内は、大人7人がゆったりと乗車できる空間が確保され、荷室も十分な容量を確保。3列目シートは簡単に折りたためる革新的な機構を備えているとのこと。

パワートレインは、238ps（175kW）を発生する2リッター直4ターボエンジンと、280ps（206kW）の3.6リッターV6エンジンに、8速ATを組み合わせる。直4モデルはFF、V6モデルには4WD仕様の「4MOTION」も用意される。

最新モデルらしく、ACC（アクティブ クルーズ コントロール）や衝突軽減自動ブレーキ等、最新の安全システムも装備。Apple CarPlayやAndroid Autoといったスマートフォントとの連携機能も備える。

生産はパサートも組み立ても行われている北米テネシー州のチャタヌーガ工場で行われ、2017年の春から市販予定とのことだ。