2020年シーズンのMotoGP王者であるジョアン・ミル(スズキ)は、最終戦ポルトガルGPをリタイアという、消化不良の形でシーズンを終えた。
ミルは予選20番手に沈んだが、決勝ではスタートからアグレッシブに攻め、オープニングラップを終えた段階で12番手に浮上した。
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しかしミルは、2周目のターン3でヨハン・ザルコ(アビンティア)のリヤに接触したことで再び19番手まで後退してしまった。そして実はオープニングラップの同コーナーで、ミルは多少強引にオーバーテイクを仕掛け、フランチェスコ・バニャイヤ(プラマック)を追い抜いたがその際にも接触があった。
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