フェラーリにとって2020年は、史上稀に見る大苦戦のシーズンとなっている。12戦を終えた段階で、表彰台はわずか2回。コンストラクターズランキングでも6番手に沈んでいる。
その状況から抜け出すため、フェラーリはアップデートを3段階に分けて実施。その最終段階が、ポルトガルGPで投入された。
■ルクレールと同じマシンのはず……ベッテル、フェラーリを”信頼”
このアップデートの効果があったのか、シャルル・ルクレールはこのグランプリで印象的な活躍を披露。トップ3(メルセデスの2台とレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン)には及ばなかったが、中団グループを引き離し、4位でフィニッシュしたのだ。
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