2020年のMotoGPは新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、多くのグランプリが延期。現時点では5月中旬までレース再開を待っている状況にある。
そんな中MotoGPは、ライダーたちが公式ゲームの“MotoGP 19”を使用してレースを行なうイベントを企画。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)やマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)といったトップライダーも参加する予定だ。2020年シーズンにMotoGP最高峰クラスデビューを果たす予定のアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)も、兄マルクと共にこのイベントに参加する。
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新型コロナウイルスのパンデミックは今も広がっており、既に世界中で23,000人以上の死者を出すに至っている。各国は感染拡大を抑えるために、厳しい外出制限を課して、お互いに距離をとるように要請している。
またマルケス兄弟の母国であるスペインは、死者数が既に中国を上回り、イタリアやアメリカと並び大きな被害を受けている国となっている。
アレックスはライダーやドライバーには人々に家に留まるように呼びかける責任があり、ファンにレースをもたらすことでそれが達成できると考えていると語った。
「僕らは皆にガイドラインに従って家に留まるよう勧める責任がある。彼らがレースに来ることができない場合でも、僕らは(バーチャルな)レースをもたらすことはできる」
アレックスはそう語る。
「僕はアドバイスに従って家に留まりながら、皆でこの事態を乗り越えられるように生活やトレーニングを調整している」
「MotoGPの“レースデビュー”は、思い描いていたのとは少し違うようになったけど、どちらにしても楽しみにしているよ」
「普段、MotoGPのゲームを友だちとするときは結構強いから、本当のルーキー、ってわけじゃない。でも他のライダーのレベルを知るのは難しいからね」
また兄のマルクはこのバーチャルレースについて「ファンに楽しんでもらうための行動を起こせるのは本当に素晴らしいことだ」と語り、短いレースであることからライダー全員がアグレッシブに行くことを期待していると話した。
「誰しもが困難な瞬間を経験している。だからファンの皆に何か行動を起こし、楽しんでもらえるなら、それは本当に素晴らしいことだと思う」と、マルクは言う。
「MotoGPを愛するすべての人のためにこの催しをやっている。このものすごい厳しい日々の中で何か良いモノを届けられたらと思っている。他のライダーやこれを取りまとめてくれたMotoGPに感謝しているよ」
「今は家に留まって、できる限り安全にトレーニングを続けている」
「MotoGPのゲームはアレックスとやって楽しんでいるけど、今はさらに真剣にやらないといけないね」
「どんなレースであれ、ライダーは勝ちたい! レースは6周しかないから、皆全力でプッシュしてアグレッシブに行けると思ってるよ」
「レースをするのが楽しみだよ!」
なお29日(日)22時から予定されている同イベントは、MotoGP公式サイトやYouTubeなどで配信される予定だ。
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