スペインのカタルニア・サーキットで行なわれている2020年のF1プレシーズンテスト2回目。その初日にトップタイムを記録したアルファロメオのリザーブドライバー、ロバート・クビサは、チームにはまだポテンシャルが隠されていると語った。
クビサは、午前中のセッションで最も柔らかいコンパウンドであるC5タイヤを履き、1分16秒942をマーク。クビサの走行は午前のみで、午後からはレギュラードライバーであるキミ・ライコネンにマシンを託したが、結果的に彼のタイムを上回る者は現れなかった。
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クビサは、アルファロメオの新車C39がテスト1回目から進化を遂げており、それに感銘を受けたと語った。
「僕たちにはまだ伸びしろがある」とクビサは語った。
「新しいパーツを持ち込んだが、とても前向きな結果が得られた。先週(テスト1回目に)苦労したいくつかの領域を改善することができた。実際、(マシンの)反応が良くてとても速かったんだ」
「まだ少し最適化するべきところがある。でもチームが迅速に対応しているのを見るのは素晴らしいことだし、うまくいけばさらなる改善につながるだろう」
「もちろん他にも問題はあるし、やるべきことがある。このマシンにはさらなるパフォーマンスが隠されているんだ」
昨年はウイリアムズのレギュラードライバーとして、苦しいシーズンを送ったクビサ。彼が昨年のスペインGP予選で記録したベストタイムは1分20秒254(20番手タイム)だったが、それよりも3秒以上速いタイムを今回のテストで刻んでみせた。
「僕はいつも最下位タイムだったから、(今回のテストでも)一番下からタイミングモニターをチェックしたよ」
「でも、そういったことは問題じゃない。重要なのはフィーリングであり、データや興味深い事柄についてよく話し合って良い1日を過ごす必要があるんだ」
そう語ったクビサ。昨年のウイリアムズよりも3秒以上速いアルファロメオのマシンをドライブすることは、簡単ではなかったようだ。
「基本的に速いマシンであればあるほど難しいと思う。1分17秒前後のラップを刻む今年のマシンをドライブするのは、1分19秒~20秒のマシンをドライブするより難しいんだ」
「実際、先週(テスト1回目)の最初のラップでは“思考停止”してしまう場面があった。しばらくするとグリップを感じて速く走れるようになったけど、僕の脳はこう言っていた。『いやあ、さっきまではついていけなかったよ!』とね。つまり、“覚醒”させるまでに数周かかったんだ」
「僕はパドックに友人が多い方ではないけど、ひとり“大親友”がいるんだ。それはダウンフォースだ。これが仲間になると、大きな助けになる」
「運転するマシンがメルセデスであれ、ウイリアムズであれ、それぞれに難しさはあるものだ。できる限りの仕事をして、そのパッケージの中から最大限のものを引き出すことを目標にしないといけない」
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