近年のMotoGPにおいて、ウイングレットを始めとするいくつもの新機軸を打ち出しているドゥカティ。彼らは2019年シーズンにスタートの改善を目的としたホールショットデバイスを導入した。
なおこのデバイスは、プラマックのジャック・ミラーの手によって2018年の日本GPからテストされていた。
【ホールショットデバイスって何?】ドゥカティの“策”が裏目に? ミラー、ホールショットデバイスの解除に失敗
そしてその進化形が、昨年のマレーシアGPでミラーの手により再びテストされていたと考えられていた。アレックス・リンス(スズキ)が走行中、ミラーのデスモセディチGP19のリヤがコーナー出口で“沈んでいる”ことに気が付いていたのだ。
そして22日から始まったカタールテストにおいて、ドゥカティのライダーたちがこのデバイスを使用していることが確認された。チームマネージャーのダヴィデ・タルドッツィも後にこの新型デバイスの使用を認めた。
カタールテスト2日目を終えたミラーは、このデバイスについて語り、昨年のタイGPのスタート前、グリッドでストールを起こした原因だと明かした。
「僕が言いたいのは、去年のタイGPからこれを使っていたということだ。機能することが証明されたよ」と、ホールショットデバイスの進化版について訊かれたミラーは答えた。
また、この新型デバイスについて使用が難しいのかを彼に訊くと、次のように語っている。
「去年のタイGPで何が起こったか覚えてる? 単純な事じゃないんだ。皆は僕に『なんであそこでストールしちゃったんだ』と言ってくるけどね」
「なぜストールしたかは、話せない。たくさんのやることがあって、とっさのことだった。『f***、またあのボタンだった』ってね」
「僕らは今、かなり上手くセットアップしてきている。多くの人がこのデバイスについてヒントを探しているし、リンスはセパンで手がかりを見つけた。でも案外簡単だよ」
「これを使わないのはフィリップアイランドだけだ。あそこは使う意味がないからね」
そして新デバイスの主な利点について問われると、ミラーはこう答えた。
「加速だ。ローンチコントロールにすぎないけど、効果のある場所はコーナーを曲がった後なんだ」
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