FIA世界耐久選手権(WEC)は4レースを終えて、トヨタ7号車がポイントリーダーに立っている。しかし、ドライバーのマイク・コンウェイは、第5戦オースティンは厳しいレースになると考えている。
コンウェイと小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペスはオースティンで、1周当たり2.77秒のサクセス・ハンディキャップを背負っている。ランキング2番手のトヨタ8号車のハンディキャップは、1周2.21秒となっている。
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オースティンではチームLNTのジネッタ勢が参戦せず。そのためLMP1クラスはトヨタ2台の他、レベリオン1号車の計3台しかエントリーしていない。そのレベリオン1号車は、1周あたり0.55秒とペナルティが軽い状態だ。
レベリオン1号車は、2度のプラクティスでトップタイムをマーク。予選でも、レベリオンはトヨタ勢より1.6秒以上速いタイムで、ポールポジションを獲得した。
コンウェイに、トヨタ7号車が勝つチャンスはないと感じているかと訊くと、コンウェイは次のようにmotorsport.comに語った。
「我々は1秒から1.5秒ほどの差を期待していたが、現時点では1.5秒から2秒の差があり、予想よりも少し多い」
「レースでそれほどの差があると、かなり孤独だ。それに僕たちよりも速いLMP2クラスもいる」
「レースではLMP2クラスのペースが落ちると思う。レースでは問題ないだろう。僕たちの方がペースの落ち込みは小さい」
「とにかく、僕たちにとっては難しいレースになると思う。チャンピオンシップにおいて最大のリードを築いているという点で、今回は最大のオフセット(ハンディキャップ)を抱えているんだ。つまらないレースになるだろう」
レベリオンは、FP2でトラブルに見舞われエンジン交換を強いられたが、何とか予選に間に合い、ポールポジションを手にした。
「レベリオンは予選で良いチャンスを得た。彼らに必要なのは、ただクリーンなレースだ」
そうコンウェイは付け加えた。
「彼らの方が速いようだし、ロングランもそうだ。レースになると少し近づくけど、勝つチャンスがあるのは8号車だけだろう。僕たちはその後を走ることになると思う」
レベリオン1号車のドライバーであるグスタボ・メネゼスは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのコースレイアウトと、サクセス・ハンディキャップの両方がレベリオンの助けになっていると語った。
「このトラックは僕たちのマシンにとてもよく合っているから、パフォーマンスの面でも有利だと思う。楽しいレースになるはずだ」
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