株式会社ホンダ・レーシング(HRC)、現MotoGPチャンピオンのマルク・マルケスとの契約を4年間延長することを明らかにした。これによりマルク・マルケスは、2024年まで同チームでMotoGPに参戦することになる。
2020年シーズンは多くのライダーの契約期間の節目となることから、大シャッフルが起こる可能性が語られてきた。しかし今年1月にはヤマハがマーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロの起用を早々に決定。今回ホンダもマルク・マルケスを確保したことにより、ライダー市場は事前の予想ほどの動きには至っていない状況と言えるだろう。
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マルク・マルケスがMotoGPにデビューしたのは2013年、20歳の時だ。今回の契約延長は彼にとっては4回目であり、最高峰クラスを戦う10年間は全てレプソル・ホンダから出走ということになる。
今回の契約更改により、ホンダは現在のMotoGPにおけるベストライダーを3年にわたって確保することとなった。これまでの7シーズンで、マルク・マルケスがMotoGPタイトルの獲得を逃したのは、ホルヘ・ロレンソ(当時ヤマハ)に敗れた2015年のわずか1回だけだ。
125ccとMoto2クラスを合わせて、マルク・マルケスは既に8度の世界タイトルを獲得。この契約延長によって10回のタイトル獲得という“大台”に向けた可能性を大きく広げることになった。
先日27歳の誕生日を迎えたばかりのマルク・マルケス。しかし既にホンダで56勝を挙げており、最高峰クラスで3番目に成功したライダーとなった。彼より多くの勝利数を記録しているのは、バレンティーノ・ロッシ(89勝)とジャコモ・アゴスティーニ(68勝)のみだ。
またポールポジション獲得数でも彼は素晴らしい強さを示し、これまでの7シーズンで62回PPを獲得している。
2020年シーズンのプレシーズンテストは既にセパン・サーキットで3日間実施された。2月22日からはカタールで最後のプレシーズンテストが開催されるが、未だ手術の影響の残るマルク・マルケスだが、どこまで仕上げて来るのかに注目が集まりそうだ。なお今季のチームメイトは、実の弟であるアレックス・マルケスである。
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