ロキット・ウイリアム・レーシングのリザーブドライバーに就任したジャック・エイトケンは、2020年シーズンもFIA-F2選手権への参戦を続けることが明らかになった。3シーズン目となる今年、エイトケンは引き続きカンポス・レーシングから参戦しF2でのタイトル獲得を目指す。
先日、エイトケンはルノーの若手育成プログラム『ルノー・スポール・アカデミー』を離れ、2020年の公式リザーブドライバーとしてウイリアムズに移籍したことが発表された。エイトケンはすべてのレースウイークでウイリアムズに帯同する一方で、グランプリへの登竜門でもあるF2ではカンポスのドライバーとしてレースに臨む。
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なおカンポスでエイトケンのチームメイトになるのは、F2のルーキーで、元ブラジルF3チャンピオンのギリェルメ・サマイアだ。
「F2は、もっとも激しい接近戦が繰り広げられるシリーズのひとつだ。そういう舞台に2020年も戻ってこられて、とてもハッピーだよ」と、エイトケンは新たな契約の発表についてコメントした。
「ロキット・ウイリアムズ・レーシングでリザーブドライバーという新たな役割を担うことになり、とても興奮している。ただ、実戦の感覚を研ぎ澄ませておくことも大切だ。とくに今年、どんな理由であれF1のマシンを走らせるよう求められたときに備えてね」
「だから今年レースに参加できる環境を見つけることが重要だったし、カンポスと築いた去年の素晴らしい実績を足掛かりに、今シーズンも一緒に戦っていくという判断は、僕にとって理にかなっていた」
「カンポスには優秀なスタッフがそろっている。僕のレースエンジニアであるミゲルや他のスタッフたちと協力して仕事ができることを楽しみにしている」
2019年はF2で3勝を挙げたエイトケンだが、2020年には優勝回数を増やしてタイトルを獲得することを目指している。
「2019年、僕はドライバーズランキングで5位だったけれど、シーズンを通してみんなで優勝やタイトルに挑み続けてきた。2020年もそれをやり抜く必要がある。シーズン全体で結果を出すこと、そのために一歩一歩進んでいくことだ」
「僕たちは去年、より大きなチームにチャレンジし続けた結果、3勝を挙げることができた。今年はその努力を継続して、優勝回数を増やし、チャンピオンシップも勝ち取るつもりだ」
2月17日にはMPモータースポーツが松下信治の起用を発表し、カンポス・レーシングのシートもこれで確定。残る空きシートは、カーリンの8号車とトライデントの2台のみだ。
■2020年FIA-F2 ドライバーラインアップ(2月18日時点)
No.DriverTeam1ショーン・ゲラエルダムス2ダニエル・ティクトゥムダムス3周冠宇ユニ・ヴィルトゥオーシ4カラム・アイロットユニ・ヴィルトゥオーシ5マーカス・アームストロングARTグランプリ6クリスチャン・ルンガーARTグランプリ7角田裕毅カーリン8TBAカーリン9ジャック・エイトケンカンポス・レーシング10ギリェルメ・サマイアカンポス・レーシング11ルイ・デレトラズチャロウズ・レーシング・システム12ペドロ・ピケチャロウズ・レーシング・システム14フェリペ・ドルゴヴィッチMPモータースポーツ15松下信治MPモータースポーツ16アーテム・マルケロフBWT HWAレースラボ17ジュリアーノ・アレジBWT HWAレースラボ20ミック・シューマッハープレマ・レーシング21ロバート・シュワルツマンプレマ・レーシング22TBAトライデント23TBAトライデント24ニキータ・マゼピンハイテックGP25ルカ・ギオットハイテックGP
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