2019年はF1に参戦せず、メルセデスのリザーブおよびテスト、シミュレータードライバーとして開発作業を担当していたエステバン・オコン。2020年はルノーに加入し、ダニエル・リカルドのチームメイトとしてF1に戻ってくることとなった。
しかし、オコンはまだメルセデスのマネジメントを受けており、メルセデスのトト・ウルフ代表はオコンを「今のメルセデス・ファミリーのいとこ」だと表現している。
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オコンはメルセデスで得た知識の一部をルノーに持ち込むことになる。技術スタッフとは異なり、ドライバーはチームを移籍する際にガーデニング休暇を取る必要がないからだ。しかし、その情報は制限されているという。
「技術的な情報だけじゃなく組織の他の側面や様々な状況での物事の見方、振る舞いについての知識を身につけて、僕は以前よりもずっと強くなったんだ」
オコンは、メルセデスで過ごした1年についてそう語った。
「僕はそういったことすべてに目を向けていた。その間、ドライブしていたとしたら全く違っていただろう。間違いなく僕の助けになってくれた」
「もちろん今年はそれをある程度、(ルノーに)提供しようとした。でも常にプロフェッショナルである必要があるから、全ての秘密を明かすわけではない。エンジニアは別のチームに移る前に1年(のガーデニング休暇を)過ごす必要がある。ドライバーはそうではないんだ」
「それでも、僕はまだ多くのものをチームにもたらすことができる。両方のチームが同意した制限の範囲内で、情報を持ち込んだ。それは今年のマシン開発に大きく関与しており、これまでのところは良かった」
「だから今はエキサイティングなんだ。(発表)イベントでは(新車が)あまり見られなかったと思うけど、かなり違うんだ。数年前からチームのファクトリーにいた人たちは、3年か4年ぶりの大きな進歩だと言っていた」
2016年にルノーのリザーブドライバーを務めていたオコンは、ルノーの開発施設に関してメルセデスと比較してもそれほど引けを取っていないと強調した。
「チームはまだそれほど大きくない。それは確かだ。しかし、2016年からチームが開発に費やしてきた努力量はすごい。僕がエンストンのファクトリーに来た時、エントランスで迷ってしまったんだ」
「左に曲がって階段を降りて行ったら、新しい部屋がたくさんあって、デザイナーやいろんなものでいっぱいだった」
「装備や機械、部屋、コンピューター……そういったもの全てが新しいものに見えた」
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みんなのコメント
そこの切り分けはハッキリさせておいて欲しいし、いちドライバーがドヤ顔で話す内容でもない。