今シーズン、スーパーGT(GT300)の60号車LMcorsaのシートを獲得した河野駿佑がデビューイヤーへの想いを語った。
2月14日に大阪オートメッセでOTGグループが2020年のモータースポーツ体制発表を行なった。すでにTOYOTA GAZOO Racingからのプレスリリースで今季の60号車は吉本大樹と河野のコンビで参戦することがアナウンスされていたが、このオートメッセでふたりが登場し、集まったファンや関係者に今季体制を報告した。
■7台のトヨタ/レクサス車両がGT300に参戦、60号車LMcorsaはミシュランを装着
河野はFIA F4を経て全日本F3選手権にステップアップ。2018年の第18戦では3位表彰台を獲得し、昨シーズンも5レースでポイントを獲得するなど常に上位に食い込む走りを見せた。そして2020年はスーパーGTのGT300クラスにデビューするチャンスを掴んだ。
スーパーGTのデビューが決まったことに対して、河野は今の心境をこのように語った。
「昨年の特別交流戦でLMcorsaさんからチャンスをいただいて、そこから今年のレギュラーシートにもつながりました。本当にLMcorsaさんには感謝していますし、すごい嬉しいです。何よりトップチームという体制の中で初年度から戦えるということが一番嬉しいです」
「2月にはテストもあるので、まずはそこでクルマに慣れて、開幕戦から良いパフォーマンスを出せるようにしたいです」
しかし、今回河野に託される60号車のシートは昨年まで宮田莉朋が務めていたもの。昨年の第6戦オートポリスでの優勝に貢献した他、各レースで存在感ある走りをみせた。その後任になるというプレッシャーは河野自身も感じているという。
「ただ(宮田)莉朋の後ということで責任も重大だし、プレッシャーもあります。その中で結果を出せば、もっともっとドライバーとして認めてもらえるのかなと思います。しっかり気を引き締めていきたいです」
そんな河野だが、彼の父はGOODSMILE RACING&Team UKYOで4号車のチーフエンジニアを務める河野高男氏。その関係もありスーパーGTに触れる機会は人一倍多く、昨年までは全日本F3に参戦する一方で、スーパーGTでは4号車のデータエンジニアも務めていた。
今までは裏方としてスーパーGTに携わっていたのだが、“ドライバーとして”表舞台に立つということは憧れのひとつでもあったという。
「僕はそれこそ0歳からGTを見ていることになりますし、同年代の人たちと比べると、レギュラードライバーになるまでに一番現場に来ていたんじゃないかなと思います」
「2012年からメカニックとして全戦来ていて、2015年~2017年はF4に出ていましたけど、2018年と2019年はグッドスマイルレーシングのデータエンジニアとして常に現場にいました。ある意味でたくさんの場数を踏んでいますし、多分ルールは一番知っているんじゃないかなと思います」
「でも、(以前から)スーパーGTは憧れていた舞台です。今度はそこにドライバーとして立てることは、なかなか言葉では言い表せないですが、とにかく嬉しいです。『やっと、ここまで来れた』というのもあります。でも、ここがゴールではなくて、ある意味でスタートだと思っています」
そう語った河野。最後にデビューイヤーの目標について訊くと、チャンピオンを見据えて戦うと力強く答えた。
「目標は1勝とは言わずに、2勝でも3勝でも4勝でもしたいと思っています。吉本さんをはじめチームの皆さん、ミシュランさんとともに結果を残せるように頑張りたいです。本当にチャンピオンを獲れるようなパッケージだと思っているので、そこで自分の力を発揮できるように頑張っていきたいです」
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